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kameのうわ言 (kame's Diary)
kameのうわ言 (kame's Diary)
2002年前半(1月〜6月)
2001年後半
2002年後半
じゃぱんぶるう、SHIMAUTA、テハミングクッ
 2002FIFAワールドカップの熱狂も、日本代表の敗退で、潮を引くのでしょうか。

 健闘する日本イレブンへの声援、、、インディコブルーのそのユニホームから「ジャパンブルー」と呼ばれ、スタンドは藍一色に。藍は古代から大和の伝統色でした。明治期に来日した外国人は淡い藍色に霞んだ景色をみたのでした。日本色は、その後ヨーロッパで印象派を生み出していきます。

「島歌」という流行歌が、その歌詞のように海をこえて南米まで届き、ついには強豪アルゼンチンチームの応援歌になり、日本チームのそれにもなりました。オキナワに触発された作者の意志が世界に通じたのです。 蒼い空、碧い海、白い雲。アルゼンチンブルーとジャパンブルー。国も文化も伝統も違う人々がサッカーという世界でつながりました。両国とも経済的にはひどい状況ですが、であるからこそ、サッカーにかける期待も大きかったのでしょう。

 赤い軍団は、「大韓民国(テハミングクッ)!」の大声援に後押しされ、さらに上昇していきます。愛国心の発露と簡単には言えない状況です。彼等が自信をもち、日本が与えた傷を癒しているのかもしれません。最後まで諦めずに攻め続ける姿に、感動しました。 追いこせとか、どっちが上とか、そんな野暮な気持ちではなく、素直に同胞の代表に声援を送り続けた大勢の人々がいました。この素朴な郷土愛を嫌らしい方向に導かないように、彼等からもらった勇気を、再構築に向けなければならないでしょう。

 かわらなければいけない。じゃぱんぶるうの島にすんでいる幸福を噛み締めて、歪んだ世界をなおせていけたらいいですね。4年後は、もっと素敵な島にいたいと思いました。感動をありがとう。 2002年06月19日 12時14分23秒
CDではないCD?
 CCCD=複写できないようにしたCDもどきの音楽円盤=とでも訳すのが正しいのでしょうか? これを業界ではコピーコントロールCDと呼んでいます。CDというからコンパクトディスクだと思っていましたが、どうやら別規格のCD様形状をした非CDなんですね。

 つまり、 CCCD≠CD ということです。

 このCDもどき音楽円盤はすでに複数の音楽出版社から売り出されています。そして、それらのCDもどきは平然とCDショップでCDとして売られているのです。当然、通常のCD再生機での動作をCD再生機製造者は保証していませんし、またする義務もないのですが、CDもどきの発売者は、再生できうると期待していますし、「これは通常のCDプレイヤーでは再生を保証しません。CCCD対応プレイヤーで再生してください」などとは表示はしていません。

 たしかにCDの正式ロゴは印刷されていないのです。ですが、消費者に両者の違いは明確には分かりかねる表示だと言わざるを得ません。こういう紛らわしい商品にビールと発泡酒がありますが、ただし、発泡酒は発泡酒と表示されていて、決して発泡麦酒などとは表示されていないのです。またカニ風味蒲鉾にしても「カニカマ」であって、決して「カマカニ」ではないのです。

 CCCDというような誤解を招く表示は不当表示には当たらないのでしょうか? コンピューターを壊しかねない代物を売るのですから、煙草なみの注意書きが必要と思われます。『この音楽円盤はCDではありません。これをコンピュータ等の情報処理機器に入れた場合、機器を壊す恐れがあります。』と表示していただきたいものです。

追伸:ヒットチャートなどでの媒体別売り上げ数は、CDじゃないんですから、当然CDとは別集計されるべきものだというのは言うまでもありません。 2002年06月02日 05時25分35秒
This is not SPAM ! We've been asked to send you this invitation!
 翻訳サイトが吐き出した結果:
『これはスパムではありません!私たちは、あなたにこの招待を送るように依頼されました!』

 これこそスパムそのものなんですが、確かに食品のスパムではないことは確かですがね。。。

 もううんざりしてます。スパムというのは実際に宣伝効果があるのでしょうか? 小生などは即ゴミ箱行きにメールソフトで設定してありますが、時々面白そうな標題を見つけると、中身を見ています。もっとも添付付きやHTMLスパムは絶対に開けません。悪意あるサイトからのウイルスメールかもしれないし、なにされるかわかりませんからね。

 中身を見て、ううむ、これを依頼された業者さんは、どれほどの期待をかけてスパム業者に発注しているのかなと、同情しさえしています。ですが、このような大量のゴミのためにネットワークが混雑しているのも事実ですから、同情だけではすまないのかもしれません。

 大量に送られてくるダイレクトメールもそうですが、あれも大量のゴミになっていきます。これを禁止しようにも郵政の利益をそこなってまではやらないでしょう。同じようにスパムメールも、なにがしかの利益を得ているISPが排除するはずもないのです。

 残された方法はスパムが無駄であり経済的にも見合わないということを知らせることと、スパムを送りつける企業を社会的に抹殺することです。スパムを送りつけてくる相手は社会的悪者であり、やくざ以下であるとレッテルをはることです。 2002年05月12日 16時57分18秒
見た目
 子供の頃、周りの大人達からよく言われた言葉があります。

 『人を見た目で判断してはいけません』

 けれども、人間の外観が内面を写し出しているのも事実です。だらしない格好をしている人は精神もだらしないようですし、人相の悪い人もやはり善人ではない場合が多いようです。表情は顕著に感情をあらわします。己の外観がどうなっているのか自省しなければいけませんが、さりとて外見だけで他人を判断してもいけないと自戒してもいます。

 記者会見に足組して臨んだ、かつての三権の長がいました。なんとも情けなく見苦しい様でした。彼にはきっと自覚はなかったでしょうが、彼の内面が写し出されていて面白くもありました。自己を表現する場では、外観は大事なんですが、その認識はなかったようですね。国会に呼ばれて、己の会社の不始末を釈明した社長も声が小さく、もごもごとしていました。彼も貧相に見えましたし、とても世界的大規模企業の最高経営責任者とは思えませんでした。まるでどこかの役所のしたっぱ官吏のようでした。

 どうしてこうなんでしょうか。彼等に共通するのは内向きには配慮するが外界にむかってはなんの考慮もされない精神でしょうか。己がどう見えているのか、それを考慮できない人々が日本国を率いているのでしょうか。いいや、小生を含めて国民が彼等を生み、また支持してきた結果なんですね。

 日本人は表現が乏しいし、自己顕示が下手だと言われます。そう言われて久しいのは、『人は見た目で判断する』ことが多いという現実をわすれてしまって、『人を見た目で判断してはいけません』という言葉に己が甘えた姿なのです。 2002年05月03日 10時58分25秒
Staff Meeting
 スタッフすなわち裏方の打ち合せのことではありません。彼らが客や主体者を無視して「だべっている」ことを揶揄しているのです。

 スタッフは一人で客や主体に向かう時は、素直に仕事をしています。けれども彼らが複数集まると、とたんに内輪話で盛り上がっている光景をよく目にします。彼らにとっては他人である客や主体よりも仲間であるスタッフたちを大事にするからでしょう。こういうスタッフたちを素人というのです。アルバイトスタッフに多く見受けられます。

 この話はなにもコンビニやコンサート会場などでのスタッフをさしているだけではないのです。国政を預かる議員や官僚たちもまた、このスタッフミーティングが大好きなようです。彼らもまたプロ意識の乏しい人種といわねばならないのです。

 内輪できめてしまい、内輪で揉み消し、内輪だけで内緒にしてしまう。薬害や失政、怠慢。。。どれもこれも彼ら素人スタッフたちの行ってきた結果なんですね。 2002年04月12日 14時21分33秒
約束の地
『ここは世界主より、われらが民に与えられた土地だ。お前たちはここをすみやかにわれらに渡せ。さもないと皆殺しだぞ!』

 そうして、相手が譲渡し、建国された場所があります。反対に相手を皆殺しにして建国した場所もあります。前者は古事記にある日本、後者は聖書にあるイスラエルです。

 前者は、その後幾多の戦争の結果、領土を増やしたり減らしたりして、現在では固有の領土と主張している土地の一部を奪われたままです。また一部主権を放棄している場所も国土の南西地方に遍在しているのが現状です。もう戦争は懲り懲りと思っている民は話し合いで返してもらおうと、あれやこれや甘い囁きを相手にしていますが、完全になめられています。

 後者は、その後幾多の戦争の結果、一度は領土の全部を失い、世界中を流浪しましたが、不幸な事件を契機に、ようやく元の領土に住む権利を与えられたのでした。当然そこには、幾多の戦争の結果として別の民が『世界主』より与えられた権利に基づいて住んでいました。

 彼等は話し合いなど選択しなかったのです。そして再び、こういったのです。

『ここは世界主より、われらが民に与えられた土地だ。お前たちはここをすみやかにわれらに渡せ。さもないと皆殺しだぞ!』

 こうして、『約束の地』では今日もそれぞれの世界主を信じる人々が憎しみ殺しあって生きています。『一所懸命』に。。。 2002年03月30日 20時00分12秒
三方一両損
 江戸時代の江戸南町奉行(ぶぎょう)大岡越前守(えちぜんのかみ)にまつわる講談話には色々ありますが、その中に『三方一両損』という話があります。3両という大金を落とした人、拾った人、裁く人がそれぞれ一両ずつ損をして、この民事裁判に決着をつけたという話。越前守は、この話もふくめて『機転』がきいた花も実もある名奉行として伝説になっています。ところがこの話、財政や経済的には「?」なのです。

 問題は奉行が持ち出した1両にあります。彼は争う両者を納得させるたために、「わたしが一両持ち出ししましょう。これで、ここに3+1=4両ある。それを二人で均等すれば、あなたたちもそれぞれ1両損でしょう。この場の当事者がすべて1両を損したんですから、平等です。文句はないでしょう」とまあ、こんな解決だったのです。彼がポケットマネーから拠出したなら、これは公私混同であり、公金からの支出だとしたら、横領でしょうか。

 彼が奉行という現在の都知事職権限で1両を支出したとしたら、この手の裁判では、いったい、この先いくらの出費をしいられるのでしょうか。それくらい分からぬ大岡でもなかったでしょう。この話を作ったのは庶民だというところが重要ですね。ここに日本人の「お上頼み」が見えますし、また公金を使って解決しようとする浅ましさも見えかくれしています。

 政府が唱えている改革は国民に「痛み」を伴うものだと政府自身が公言しています。政府は政府自身にも痛みを伴うとも言っています。社会保険改革などまさにこの『三方一両損』のように見えます。しかし政府の痛みとはなんでしょう。政府は国民全体のものであり、財産なんです。結局国民全体が「1両」を損することになるだけなんですね。

 奉行が3両から1両を控訴処理費用として取り上げ、両者には2両損で解決したとしたら、幕府財政は安泰ですし、やたらめたら政府に助けてもらおうという国民にはならなかったでしょうね。改革とは全員が均等に痛みを分かち合うことではないのです。一部の不良無益な箇所が冷遇させられ、優良有望有益な部分が優遇されるものだからです。今の日本は果たして「改革」程度で蘇生できる段階にいるのでしょうか? どうやら革命までいかないとどうにもならない段階にきていると思うのですが。。。 2002年03月02日 10時02分01秒
アップグレード?
 OSをアップグレードしよう。さあ,使いやすくより便利になりますよ! などと宣伝文句に乗せられて,OSを新しいものと入れ替えてみます。確かに使いやすく便利になったようです。ところが,あれれ,あれが使えない,これが使えない,,,などと既存の機器が全て使えると考えていたあなたは,悲しい思いをすることでしょう。

「アップグレード」というのですから,当然今までの環境は含めて,より高度化されると考えるのは,素人のあさはかなんでしょうか。もしも,既存の環境とは別物というのでしたら,「新型OSへ乗り換えよう」などといってもらいたいですね。原則として,既存の環境は引き継がない。しかし,それではあんまりですから,これこれは引き継ぎますといわれるなら,分かるのです。

 C社のサイトには昨年の4月から「対応を検討中」がかかげられたままです。新型OSが出てきて,一年が過ぎようとしていますが,この状況はどう解釈したらよいのでしょうね。「ドッグイヤー」といわれるこの業界にしては,まったく「亀の歩み」です。そうこうしている間に,他社はつぎつぎと攻勢をかけてきています。

 A社は,ついに現行OSを後ろにまわし,「新型OS」を全面にだすそうです。市場には対応する製品があまりありません。利用者は仲間うちなどで情報を交換したり,「無理やり動作確認」をボランテアでやっているのが現状だということをA社は理解されているのでしょうか。

 いくらすばらしいから使ってくれといわれても,あとは利用者で工夫してねでは,売れないでしょうね。まあ,売れようが売れまいが,利用者にとっては関係ないといえる機種でないところが痛いのです。 2002年02月21日 16時10分10秒
ボトルメールの終焉
 リクルートからメールが届きました。それはボトルメールの終了を知らせるものでした。そういえば、最近はすっかり使っていなかったなと思ったものでした。

 もう5年前なんですね。メールをネットワークの海に流す。世界のどこかで誰かが、それを拾う。なんだか夢のある仕掛けでした。

 その後改訂されて、特定相手ともメール交換ができるようになりました。もうこれは出会い系サイトとかわらなくなったのでした。そのころからだんだんと疎遠になっていったように感じます。

 そして、とうとう終焉です。彼等はどこでどう間違ったのでしょうか。同時期に始まったポストペットのほうは事業展開が順調にいっているのにです。

 ネットワークも初期のころの遊びが許された状況から利益主義になりはてています。確かに企業の運営ですから、利益は大事でしょう。しかし、文化とはそういうものではないと思います。企業には文化を育てる余裕も体力もなくなってしまったのでしうか。

 あのリクルート事件が遠い過去のことのように思えます。あの事件に関わった議員の、現在の脱税疑惑。かわらない世界は今も”健在”ですね。 2002年01月23日 22時33分26秒

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