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夜景の撮影テクニック -1-


いよいよ夜景の撮影です。夜景の撮影は、日が完全に沈んでから街明かりやライトアップの光だけを撮影するのも、それはそれで良いのですが、筆者のおすすめの時間帯は日没後約30分から1時間までの時間です。なぜこの時間がおすすめなのかを説明します。夜景を東側に見て撮影する場合ですが、まず、下の二枚の写真を見て下さい。いずれも同じ場所から同じカメラ、レンズを使用して、ほぼ同じ条件で撮影しています。両者の大きな違いは撮影日時です。


祝津展望台夜景
4月中旬、日没約1時間後に、絞りF5.6、露光時間約30秒で撮影

撮影時刻が違うだけで、かなり印象の違う写真になることがわかります。上の写真は、背景も黒で、確かに夜景らしい写真ではあります。しかし、ライトアップされている橋の周囲の状況が良くわかりません。下の写真では、背景の山や海が写っていて、どのような場所に橋が架かっているのかが良くわかります。どちらの写真が良いのかは好みが分かれるところでしょうが、筆者は地形も写っていた方が良いと思います。


祝津展望台夜景
5月中旬、日没約40分後に、絞りF8、露光時間約30秒で撮影

このように、背景の山や海を写したいような場合には、完全に暗くなる前、春・秋なら日没30分から50分頃、夏はもう少し遅くなってから、冬場は早めの時間帯に写すと良いでしょう。


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