Studio 1104
いよいよ彫金に挑戦!
さっそく「すり出し技法」でリングを作りましょう!
あくまでも独学で得た知識ですので至らない点はお許しください
■ 必要なもの
銀地金(銀板・銀線)、糸ノコ(ノコ歯は彫金用)、フラックス、銀ロウ、ガスバーナー、耐火レンガ、
木づちorプラハンマー、金芯棒、ヤスリ各種、耐水ペーパー(600〜1500番)、ピンセット、
酸洗い剤(デュクセルなど)、シルバー磨きの布、
■ あると便利なもの
すり板(自作出来る!ホオの木or樫の木が良いみたい)、ハンドバイス、ヤットコ、真鍮ブラシ、
ケガキ、金づち、イモヅチ、金床、刻印各種、万力、ハンドドリル、磨きベラ、磁気バレル
グラインダー(片側にバフを用意すると便利)、ケサゲ、ウィノール、重曹、硝酸、
1.リングを作りたい指のサイズを測る。必要な板材の長さ |
2.平面図を起こし、「カーボン紙」or「ケガキ」などで銀板に写す |
3.引いたラインよりもやや大きめに切り抜く(ノコ歯は銀板に対して垂直にするのがコツ) |
4.切り口を「ヤスリ」で整える |
5.「バーナー」で焼きなます(ムラなく炎を当てサクラ色になるまで) |
6.水の中に入れて急冷する |
7.完全に冷めたら取り出す |
8.「金芯棒」にあてがい「木づち」で叩き形を作る(ここではキッチリしていなくても大丈夫) |
9.ロウ付けする接合部分は糸鋸ですり合わせて隙間を無くす(光に透かして確かめる) |
10.「フラックス」を塗る所の汚れ(手の油など)を「耐水ペーパー」で綺麗にする |
11.接合面に「綿棒」などで「フラックス」を塗り完全に乾燥させる(バーナーをサッとあてても良い) |
12.その上に「銀ロウ」を載せる(接合部をまたぐように)。銀ロウについて |
13.銀全体を熱してから「銀ロウ」を熔かす(直接、火を当てない!直接あてるとうまく流れない) ※裏側からも火を当てるようにすると綺麗に仕上がる(銀ロウは温度の高い方へと流れる) |
14.水の中に入れて急冷する |
15.接合部分が酸化しているので「真鍮ブラシ」or「酸洗い剤」で汚れを落とす |
16.水洗い |
17.芯金棒に入れ真円になるように叩く |
18.ヤスリ掛け→磨きベラ掛け→ウィノールなどで磨く |
19.超音波洗浄器で洗うとなお良い |
20.完成!! |
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