Studio 1104
いよいよ彫金に挑戦!

さっそく「銀粘土」でリングを作りましょう!
あくまでも独学で得た知識ですので至らない点はお許しください

■ 必要なもの
銀粘土、クッキングシート、ラップ、ふせん紙、木芯棒、カッターナイフの刃orテレフォンカード(意外に重宝!)、
耐水ペーパー(600〜1500番)、ステンレスor真鍮ブラシ、カセットコンロ、ウィノール、
焼き網orシルバーパン(できればシルバーパンを使った方が焼成時の失敗が少ないと思います)、
※お得な「スターターセット」が三菱マテリアルさんから発売されていますのでそちらを購入するのも良いと思います。
セット内容:シルバーポット、ピンセット、木芯棒、ステンレスブラシ、耐水ペーパー(600、1200番)、
シルバークロス、ウィノール、いぶし液、銀線、銀粘土(7グラム)、こんなにセットされて6800円です!
ちなみに私は同じ三菱マテリアルから出ている「PMCシルバークイック造形セット」13900円を購入しました。
理由は、近所ではそれしか売っていなかったから・・田舎なんです(涙)でも、未だに使っています!
※相田化学さんからもお得な「アートクレイシルバーアクセサリーキット」9800円が発売されています。


■ あると便利なもの
リングゲージ、サイズ入り金芯棒、デジタル量り(1グラム単位のもの)、のばし棒、アートプレッサー
たたら板、リューター(先端を付け替えるだけで、穴あけ・削り・研磨が出来る。これは便利です!)、
スパチュラ、ドライヤー、ヤスリ、アートナイフ、筆、ゴム台、ウエットティッシュ、指輪用焼成芯材、
焼成道具(電気炉が一番良いが高すぎ!、アートボックスは電子レンジが無いと使えない・・)、
真鍮ブラシ(こっちの方がぴかぴか!になる気がします)、いぶし液(六一〇ハップ:読みはムトーハップ)、
ピンセット、磨きベラ、シルバー磨き布、木づち、青棒、刻印各種、磁気バレル、

★おおまかなリング製作の流れ
1.リングのデザインを考える。
2.リングを作りたい指のサイズを測る。(ふせん紙があると便利)
3.ふせん紙をそのままの状態で指から外し木芯棒にはめる
4.銀粘土を必要分(細身のリングで約5g〜10g)ラップに取り,水を一滴たらしラップの上から良くこねる。
(直接、手に取ると手に水分を取られるのか乾燥が早くなるのでなるべく触らない、手も汚れないし)
5.良くこね、丸めたらクッキングシートの上に置き細いひも状に伸ばす。(この時、手で伸ばすよりも
アートプレッサーやカセットテープのケースを使ったほうが簡単で綺麗に伸ばせます)
6.伸ばしたものをアートプレッサーやケースなどの平たく硬いもので薄くなるよう押しつぶします。
7.カッターやテレフォンカードで必要なサイズに切ります。※必要分よりも少し大きめに!
8.切ったものを木芯棒のふせん紙を巻いた所に巻き付ける。(重なる部分はカッターなどで切る)
9.そのままの状態でドライヤーを15分〜30分間温風をあて完全乾燥させる。(この時、完全に乾燥させないと
焼成時に破損してしまいます。注意!)
10.乾燥後、デザインリングにする場合はここでヤスリなどを使い成形します。しない時は次へ進んで下さい。
11.耐水ペーパー(600→1000→1200番)で表面を綺麗に仕上げます。(ここで手を抜くと後で大変です)
12.ここではシルバーパンを使い焼成します。(それぞれの焼成道具の説明書通りに行って下さい)
13.カセットコンロにリングを載せたシルバーパンを載せ点火します。そのうち網が赤くなってきます
14.赤くなった網のところにリングをピンセットでずらします。(赤くなる場所はカセットコンロにより異なります)
15.しばらくするとリングから小さな炎があがります
16.それから5分ほどそのままの状態にしておきます。(作品の大きさや厚みにより時間が異なってきます)
17.時間がきたら火を止めリングを冷まします。(この時のリングは白くなっています)
18.冷めたらブラシで磨きます。すると銀色の輝きが!!
19.次に耐水ペーパー(600→1000→1200→2000)をかけ最後にウィノールを布につけ磨きます。
20.ぴっかぴかのシルバーリングの完成!!

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