Studio 1104
もっとシルバーについて知りたい!
実際の製作に入る前にシルバーについて
少しだけ知っておきましょう!
■ シルバーとは?
アクセサリーに使われるシルバーには、純銀(アクセサリーでは純度98%〜99.9%のものを純銀と言っていて
SV1000と表記される。銀粘土も焼成後には純度99.9%になるので含めても良いと思います)、
5分落ち銀(銀に銅など他の金属を5%混ぜてあり表記はSV950)、スターリングシルバー(銀に銅など
他の金属を7.5%混ぜてあり表記はSV925)の3種類のシルバーが用途(制作方法)に応じて使い分けされています。
純銀(ピュアシルバー) | 柔らかすぎ変形しやすい性質のため装身具には向いていない 柔らかい銀本来の輝きが特徴 銀粘土は焼成後に99.9%の純銀になる |
5分落ち銀 | 銀に他の金属を混ぜているので適度に硬度がある すり出しで製作されるものによく使われる素材 |
スターリングシルバー | 海外製のシルバーアクセサリーのほとんどがこれ 硬度がかなりあるため傷や変形に強い特徴がある ロストワックス(キャスト)品のほとんどに使われている |
※STUDIO 1104で使用している銀は「すり出し」に5分落ち銀(SV950)を利用しています。
■ シルバーの黒ずみ
シルバーアクセサリーは使用していると徐々に黒ずんできます。なぜ黒ずむのかというと、
空気中に含まれる硫黄成分(亜硫酸ガス)とシルバーが化学反応して黒く硫化(りゅうか)
してしまうからです。今のところ黒ずみを防ぐにはメッキをするしか方法がないのですが、
金属アレルギーが出やすいというデメリットも出てきます。さらにメッキをした為に輝きも
銀本来のものとは異なってしまいます(メッキの色を見ている事になってしまう)。
■ 普段のお手入れ方法
使用後は乾いた布で汗や汚れをよく落としチャック付のビニール袋で保管します。
それでも徐々に黒ずんできますのでシルバー用の磨き布やシルバージュエリー用の洗浄液を
使い手入れしてください。ただデザインによってはその黒ずみが良い味を出します(いぶし銀!)
※石付のジュエリーの場合はお手入れ方法が異なってきますので注意してください
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