S-JIS[2006-07-09]

MIDIからWAVEへ変換する方法

変換すると言っても、MIDIを演奏してWAVEで録音し直す、というのが正しい。

MIDI(のハードウェアやソフトウェアエミュレーション・ドライバー)を持っていれば変換ツールだけで足りるが、持っていない(あるいは持ってるけど繋げない(爆)場合は 、MIDIの演奏ツールと組み合わせて頑張る。


ここではWindowsXP上で、演奏ツールとしてTmidi95、変換ツールとしてMIDI Encoderを使用。

  1. Windowsの「ボリュームコントロール」でライン入力の「ミュート(M)」にチェックを入れる。
    これは、録音するときに余計なノイズを入れない為の常套手段。
    他にも音を出しそうなソフトは止めておこう。
  2. MIDI Encoderで、演奏するmidファイルを開く。ここでファイルをドロップできると便利なのだが…。
    そして、変換設定(出力先のディレクトリ)や変換品質(何Hz・何bit・Streo/Monoural)を設定する。
  3. Tmidi95で、演奏するmidファイルを開く(上記のファイルと同じ)。こっちはファイルのドロップが可能。
    そして、演奏ボリュームを設定する。
  4. MIDI Encoderで「変換開始」をクリックし、すぐTmidi95の「再生」ボタンをクリックする。ここを素早く行うのが頑張りどころ(爆)
  5. 演奏が終了するのを待つ。

MIDI Encoderで変換開始すると、本来であればMIDIを使ってmidファイルを演奏するのだが、MIDIが無いと何も音は鳴らない。でもmidファイルの演奏時間だけは取得して、その時間だけ録音は行う。←ここがポイント。
この間に別のツール(ここではTmidi95)でmidファイルを再生してやれば、その音がMIDI Encoderによって録音される。
どちらのツールも演奏が終わると自動的に処理を終了するので、最初さえ素早く同時にスタートさせれば、終わりは同期が取れる。

同じmidファイルであっても MIDI Encoderの方がTmidi95より若干(1〜2秒)演奏時間を長く捉えるので、先にMIDI Encoderをスタートさせ、(マウスを素早く移動させる程度の)ちょっと遅れでTmidi95をスタートさせるとちょうどいい感じになる。


この方法で、tsh4.1の音楽をmidからwavに変換しました(笑)


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