S-JIS[2003-08-05/2007-09-06] 変更履歴

Windows LAN(ネットワーク)接続の問題解決


XPと98

WindowsXPとWindows98でディレクトリを共有する。

98の方が機能が貧弱なので、ユーザーIDとかパスワードに制限があるらしい。
細かいことはよく分からないけど、98・XPそれぞれのユーザーID・パスワードを全て同じ文字列にしたら、とりあえずXPから98のディレクトリにアクセスすることは出来るようになった。
98からXPのは見られない(こともある)けど、データのコピーだけなら、まぁいいかと。

…うまくいかない時は片方ずつ再起動してみると、大抵は繋がるようになる。


XP同士

WindowsXPのマシン2台で、双方とも同じワークグループに設定したのに、うまく接続できなかった。

ワークグループの一覧にマシンが表示されなかったり、開こうとすると「アクセスできません。このネットワークリソースを使用するアクセス許可がない可能性があります。アクセス許可があるかどうかこのサーバーの管理者に問い合わせてください。」と出て駄目だったり。個人で使ってたら管理者なんぞ おらんわ〜!

どうも有名な問題らしく、解決法は「インターネット接続ファイアウォール」をオフにするだけ。オンになっていると、pingすら通らない。そりゃ安全だわ(爆)
オフにしようとすると「危険だ」とか脅されるけど、使えないんじゃしょーがないじゃん…。

おまけに、どちらのマシンを先に起動したかによってマシンが表示されたりされなかったりするらしい…。妙なところでショボイなぁ、XPは。


ウイルスバスター

ウイルスバスターのパーソナルファイアーウォールをオンにしていると、LAN接続もブロックされる。
オフにするのは危険だから、下記の方法でLANで接続するマシンのIPアドレスを指定しておこう。

バージョン 設定方法 更新日
ウイルスバスター2003 「設定画面」の「パーソナルファイアウォール」→「信頼するコンピュータ」   
ウイルスバスター2004
  1. 「パーソナルファイアウォール」の「パーソナルファイアウォール設定」を選ぶ。
  2. 自分が使用しているルールを選んで「編集」。
  3. 「除外設定」タブを選んで「追加」で、例えばLANという設定を追加。
    設定例
    ポートの方向 受信・送信
    プロトコル TCP/UDP
    処理 この接続を許可する
    種類 IPアドレスの範囲
    アドレス 接続を許可するIPアドレス
    ポート 全てのポート
2004-02-08

マシンのIPアドレスは、それぞれのマシンでipconfigコマンドを実行することで表示される。


ADSLモデム

ある日、WindowsXPで、急にネットワークにつながらなくなった。[2004-02-18]

メールサーバーに繋がらない。ホームページを見ようとするとDNSエラー。pingも外に通じない。
ADSLモデムのランプを見ると、「LINE」「PPP」「LAN」は点いている。「DATA」は消えているが、この辺りは普段通り
ウイルスバスターの設定もいじっていないし、ネットワークの設定も変わっていない。
念のため、ウイルスバスターを終了させて試しても同じ。
「マイ ネットワーク」→「ネットワーク接続を表示する」→「関連項目」の「ネットワークのトラブルシューティング」で「ネットワークの問題」というヘルプを開き、「ネットワーク構成を診断して、自動ネットワークテストを実行する」でテストしてみても、成功となる。
ADSLモデムの設定ページを開いて ログを見てみても、よく分からない…。
メールくらいは取りたいのでダイアルアップを設定してみたけれど、これまたメールサーバーに繋がらないしホームページも見られない。

おまけに、別のWindowsXPマシンでも同じような状況なのに、Windows98マシンだとメールも取れるしホームページも見られる!どーゆーこっちゃ!

しょうがないので放っておいて 翌日また試してみたら、今度はWindows98マシンでも駄目
ADSLモデムの設定ページすら開けなくなってしまった。
その代わり(?)、ダイアルアップでメールは取れたけど…。

はっきり言って、現象に再現性が無さすぎて、よく分からん…
だったんだけど、ふと思い立ってADSLモデムの電源を一回切ってもう一度入れてみたら、うまく繋がるようになったなんでじゃ〜!


Windows Update

WindowsXPでは、WindowsUpdateの為にプロキシーの設定をしてやらなければならない。[2005-04-10]
設定していないと、「更新プログラムをインストールしています」ダイアログでダウンロードが失敗する。

とりあえずIEのプロキシーを設定しておけば、proxycfgコマンドを使うことで設定できる。

> proxycfg -u
> net stop wuauserv
> net start wuauserv

なお、WindowsUpdateの自動更新の設定は、以下の箇所で変えられる。[2006-06-03]

自動更新の設定方法
スタートメニューから「設定(S)」→「コントロールパネル(C)」⇒「システム」で「システムのプロパティ」ダイアログを開く。
その「自動更新」タブの中で設定を選ぶ。

Windowsファイアウォール

WindowsXPにはファイアウォール機能がついていて、外部(自分のマシン以外)との通信を遮断できる。[2007-09-06]
つーか、デフォルトでは勝手に全面的に遮断している。

ファイアウォールの設定は、以下のような方法で「Windowsファイアウォール」ダイアログを開いて行う。

「全般」タブでファイアウォール自体の有効/無効を切り替えられる。

「例外」タブで、個別に通信を許可する。
プログラムの追加(R)」で、外部と通信するプログラム(実行ファイル)を指定する。このプログラムは、外部へ通信することが出来るようになる。
ポートの追加(O)」で、外部からの接続を許可するポート(TCP,UDP)を指定する。こうしてポートを開けておかないと、自分のマシンをサーバーとして使えない。

たまに、自分のマシン上でプログラムを実行したときに、ファイアウォールが「そのプログラムの外部との通信を許可するか遮断するか」を聞いてくる (そういうダイアログが開く)ことがある。
ここで許可するとプログラムを追加したのと同じ状態になるので、ファイアウォールの設定ダイアログで確認することが出来る。


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メールの送信先:ひしだま