S-JIS[2023-10-06/2023-10-08]
Tsurugiのコミットオプションのメモ。
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Tsurugiでは、トランザクションをコミットする際にコミットオプションを指定できる。
コミットコマンドを実行したとき、Tsurugiサーバー内でどこまで処理したらコミットコマンドから制御が戻るかを指定する。
コミットオプション | 説明 | 備考 |
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default | コミットオプション省略時は、Tsurugiサーバー側の設定に従う。 | Tsurugiサーバー側の設定は、構成定義ファイルのsqlセクションのcommit_responseで指定されている。 |
accepted | Tsurugiサーバーでコミットが受け付けられたら制御が戻る。 | |
available | コミットしたデータが他トランザクションから見えるようになったら戻る。 | コミットデータをディスクに書く前にクライアントに制御が戻るが、裏で(非同期に)ディスクには書かれる。(永続化される) |
stored | コミットしたデータがローカルディスクに書かれたら戻る。 | |
propagated | コミットしたデータが適切な全てのノードに伝播されたら戻る。 | Tsurugi 1.0.0では分散ノードに対応していないので、storedと同じ。 |
詳細はTsurugiの書籍の3章『Tsurugiに触ってみる』を参照。
場所 | 例 | 更新日 |
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Tsurugi SQLコンソールのcommit文 | tgsql> commit wait for stored; |
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IceaxeのTsurugiTransaction | import
com.tsurugidb.iceaxe.transaction.TgCommitType; |
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IceaxeのTsurugiTransactionManager | import
com.tsurugidb.iceaxe.transaction.TgCommitType; |
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Tsubakuro(SQL)のTransaction | import
com.tsurugidb.sql.proto.SqlRequest.CommitStatus; |
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Tsubakuro(KVS)のTransactionHandle | import com.tsurugidb.tsubakuro.kvs.CommitType; |
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embulk input tsurugidb embulk output tsurugidb |
commit_type: stored |
2023-10-08 |