S-JIS[2017-12-29] 変更履歴

Pythonインストール

Pythonのインストール方法。


概要

Pythonのプログラムを実行するには、Pythonをインストールする必要がある。

IDE(PyCharm)等も「インストールされたPython」を使用するので、とにかくPythonをインストールしておかなければならない。


Pythonをインストールするだけで、簡単な対話ツール(REPL)は使用できる。

ただ、対話ツールとしてはipythonを使う方が便利。
キーワードに色が付くし、入力補完も出来る。

また、Jupyter Notebookを使うと、ブラウザー上でPythonの命令を入力して実行し、実行結果を保存したりできるのでとても便利。
(Jupyter Notebookはウェブサービスを起動し、裏ではipythonを呼び出しているらしい)


Windowsへのインストール

  1. Pythonのダウンロードページを開く。
  2. ダウンロードしたいバージョン(例:Python 3.6.4)をクリックし、リリース情報のページを開く。
  3. 下の方のFilesからダウンロードしたいアーカイブをクリックする。
    Windowsの場合、「Windows x86-64 executable installer」。
  4. ダウンロードしたファイル(python-3.6.4-amd64.exe)を実行する。
    ちなみにamdというのはファイル形式か何かのことらしく、intelのCPU(x64)にも対応しているので問題ない。
  5. 起動したインストーラーで設定を入力する。
    1. 「Add Python 3.6.4 to PATH」にチェックを付けておく。
    2. 「Install Now」をクリックする。(ボタンには見えないけど、クリックできるボタンである)

コマンドプロンプトからpyコマンドが実行できればOK。

> where py
C:\Windows\py.exe

> py --version
Python 3.6.4

ipythonのインストール

ipython(アイパイソン)はpyコマンドを使ってインストールする。

> py -m pip install ipython

実行方法は以下の通り。

> where ipython
C:\Users\hishidama\AppData\Local\Programs\Python\Python36\Scripts\ipython.exe

> ipython

Jupyterのインストール

Jupyter(ジュピター)はpyコマンドを使ってインストールする。

> py -m pip install jupyter

なお、Jupyterをインストールするとipythonもインストールされる。


Jupyter Notebookの実行方法は以下の通り。

> mkdir D:\data\python
> py -m jupyter notebook --notebook-dir=D:\data\python

Jupyter Notebookはウェブアプリケーションであり、実行するとウェブサービスが起動する。
また、ブラウザー上にJupyter Notebookのダッシュボード(ウェブページ)が開く。

Jupyter Notebookは入力したPythonの命令をファイルとして保存することが出来る。
保存場所のデフォルトは起動時に「--notebook-dir」で指定したディレクトリー。

pyコマンドを実行したコンソール上でCtrl+Cを押すとJupyter Notebookのウェブアプリケーションが終了する。


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