S-JIS[2025-06-14]
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ODBCドライバーマネージャーは、ODBCドライバーを呼び出すライブラリー。
Windowsならodbc32.dll。
アプリケーションはodbc32.dllだけリンクしておけば、DBMS毎のODBCドライバー(のdllファイル)はodbc32.dllが自動的に読み込んでくれる。
そして、アプリケーションがODBCの関数を呼び出すと、odbc32.dllの関数がODBCドライバーの関数を呼び出してくれる。
(なお、ODBCドライバーマネージャーの関数呼び出しと実際に呼ばれるODBCドライバーの関数は、1対1で対応しているわけではない)
WindowsのODBCドライバーマネージャーのライブラリーファイルはodbc32.dll。
たぶん歴史的経緯から32(おそらく32ビットという意味)が付いているが、同名で32ビット版と64ビット版のファイルが存在している。
ODBCを使用するアプリケーションが64ビットでコンパイルされているなら(現在はほとんどそうだろうが)、64ビット版odbc32.dllを使う必要がある。
ただし、「odbc32」をリンクすれば、同じビット数のdllファイルが自動的に選ばれるらしいので、あまり気にする必要は無いと思う。