Excelのシートやウィンドウを分割し、同一シートの別々の場所を表示・編集することが出来る。[2010-12-29]
分割 (split) |
シートを上下左右に分割し、別々の場所を表示できるようにする機能。 見える場所が異なるだけであり、編集先は同一。 |
分割したい範囲の一番左上のセルを選択し、 メニューバーの「ウィンドウ(W)」→「分割(S)」を選択すると、選択したセルの左上で分割される。 (ウィンドウ枠固定の最中であれば、その位置で分割される。) メニューバーの「ウィンドウ(W)」→「分割の解除(S)」で元に戻る。 |
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上下方向スクロールバー(シートの一番右の縦長のやつ)の一番上の小さい長方形 を下にドラッグすると、シートが上下に分割できる。 左右方向スクロールバー(シートの右下の横長のやつ)の一番右の小さい長方形 を左にドラッグすると、シートが左右に分割できる。 ペインの境目になっている太めのバーをドラッグすることでサイズを調整できる。 また、そのバーをダブルクリックすると元に戻る(分割が無くなる)。 |
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ウィンドウ枠の固定 (freeze panes) |
上と左を見出しの様に固定し、右下部分だけをスクロールできるようにする機能。 |
スクロールさせたい範囲の一番左上のセルを選択し、 メニューバーの「ウィンドウ(W)」→「ウィンドウ枠の固定(F)」を選択すると、選択したセルの左上で固定される。 (スプリット(分割)の最中であれば、その位置で固定される。) 元に戻すには、メニューバーの「ウィンドウ(W)」→「ウィンドウ枠固定の解除(F)」。 |
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新規ウィンドウ (new window) |
同一ブックを複数の子ウィンドウで開く機能。 ウィンドウが異なるだけであり、編集先は同一。 |
メニューバーの「ウィンドウ(W)」→「分割(S)」を選択する。 元に戻す場合は、1つの子ウィンドウを除いて全て閉じればOK。 |
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これが出来ると何が嬉しいかと言うと、Alt+Tabによるウィンドウの切り替えで 同一ブックの別シート(や、同一シートの別の場所)を切り替えられるようになって、とても便利。 |
(Excel2000で)図形の矢印とか線とかをCtrl+C→Ctrl+Vによってコピー&ペーストすると、とんでもない位置に貼り付けられたりすることがある。[2008-08-09]
マウスの左ボタンでドラッグ&ドロップすると図形の移動になるが、右ボタンだとドロップ時にポップアップメニューが出て、そこで移動か貼り付けかを選択することが出来る。
また、左ボタンでドラッグし、ドロップする際にCtrlキーを押すと、(マウスカーソルに「+」マークが現れ、)移動でなくコピー&貼り付けになる。
セルの内容を新たな図形にすることが出来る。[2010-12-29]
コピーしたいセル(単独でも範囲でも可)を選択し、Ctrl+Cによってコピー状態にする。
貼り付けたい先のセルをクリックし、Shiftキーを押しながらメニューバーの「編集(E)」を選ぶと、「図のコピー(C)」「図の貼り付け(P)」「図のリンク貼り付け(N)」というメニューが現れる。
ここで「図の貼り付け(P)」を選ぶと、元のセルの内容が新たな図形となって貼り付けられる。
「図のリンク貼り付け(N)」によって貼り付けると、元のセルを変更すると図形の方にもその内容が反映される。
Excel2003では、検索ダイアログの「詳細」で検索場所(検索範囲)を指定することが出来る。
全シートにまたがった検索が簡単に出来る。
Excel2000にはその機能が無いので、検索したいシートを全て選択してグループ化してから検索する必要があって面倒だった。
Excel2003では、シート名の部分に色を付けることが出来る。
シート名部分を右クリックすれば、「シート見出しの色(T)」という選択肢が出るのですぐ分かる。
Excel2000にはこの機能は無い。
デフォルトでは、セルの枠線に色(うすい灰色)が付いている。[2008-03-23]
(この枠線はExcel上で見やすくする為にあるもので、印刷すると出てこない)
この枠線を消したり色を変えたりすることが出来る。
ふつう、「オプション」ではExcel全体の設定をするものだが、枠線に関しては現在のシートだけが対象。
他のセルを参照している、あるいは他のセルから参照されている場合に、参照先・参照元を矢印で表示できる。[2008-03-23]
その他に、セルの値を変更したりすると矢印は消える。
ツールバーにボタンを追加したり削除したりすることが出来る。[2008-04-01]
もしくは、「ユーザー設定」ダイアログで「コマンドの配置の変更(R)」ボタンを押して「コマンドの配置の変更」ダイアログを出し、そこから変更する方法もある。
「上へ(U)」「下へ(N)」ボタンにより、位置をずらしていくことも可能。
もしくは、ボタンをドラッグする代わりに右クリックでポップアップメニューを出し、「削除(D)」を選択する。
また、「コマンドの配置の変更」ダイアログから「削除(D)」ボタンで削除することも出来る。
Excelファイルにパスワードをかけて、ファイル自体を開けなくしたり書き込めなくしたり出来る。[2008-04-08]
(ブックやシートの保護(変更できないようにする)とは違う)
要するに、ファイルを保存するダイアログで「ツール(L)」→「全般オプション(G)」で読み取りパスワードや書き込みパスワードを指定する。