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パースペクティブは、特定の目的の編集を行う際に使うエディターやビュー・メニュー類をまとめたもの。
例えばJavaの開発では「Javaパースペクティブ」、デバッグするときには「Debugパースペクティブ」を使用する。
Eclipseのメニューバーの「ウィンドウ(W)」→「パースペクティブを開く(O)」でパースペクティブを開くことが出来る。
独自のパースペクティブを作ることも出来るし、既存のパースペクティブにビューやメニューを追加することも出来る。
(ちなみに、ユーザーはEclipseのメニューバーの「ウィンドウ(W)」→「パースペクティブのカスタマイズ(Z)」でメニュー表示の有無等をカスタマイズすることが出来る)
Javaのパースペクティブで、メニューバーの「ファイル(F)」→「新規(N)」の直下に新規ウィザードを配置する例。
(特に何も設定しない場合、新規ウィザードは「ファイル(F)」→「新規(N)」→「その他(O)」の新規ダイアログに出てくるが、ちょっと遠くて面倒^^;)
<extension
point="org.eclipse.ui.perspectiveExtensions">
<perspectiveExtension
targetID="org.eclipse.jdt.ui.JavaPerspective">
<newWizardShortcut
id="example.wizard.new-example">
</newWizardShortcut>
<newWizardShortcut
id="jp.hishidama.example.wizard.newWizrd2">
</newWizardShortcut>
</perspectiveExtension>
</extension>
perspectiveExtensionのtargetIDで、変更する対象のパースペクティブを指定する。
全てのパースペクティブを対象にしたい場合は「*」を指定すればよい。
複数のパースペクティブを対象にしたい場合はperspectiveExtension要素を複数記述する。中身が同じ記述が複数出来てしまうが><
newWizardShortcutで新規ウィザードのIDを指定する。
これも複数の新規ウィザードを指定することが出来る。
なお、plugin.xmlを書き換えて(動作確認用の)Eclipseを起動しただけでは、メニューの配置は反映されない。
対象のパースペクティブを一旦閉じて再度開くと反映される。