S-JIS[2019-12-08] 変更履歴

goofys

AWS S3をマウントできるgoofysのメモ。


概要

goofysは、S3のバケットをLinuxのファイルシステムにマウントするソフトウェア。
(他のマウントするソフトに比べ、パフォーマンスに優れているらしい)


インストール


goofysは「goofys」というコマンドを使ってマウントを実行するので、これをインストールする。
このコマンドを実行するユーザーは何でもいいので、特定のユーザーでしか使わないならそのユーザーのディレクトリーにインストールすればいいし、起動時に自動的にマウントさせるならrootユーザーでインストールする。

  1. goofysをインストール(ダウンロード)する。
    cd /usr/local/bin	…個別のユーザーにインストールするなら、$HOME/binとか
    wget https://github.com/kahing/goofys/releases/latest/download/goofys
    chmod +x goofys
  2. アクセスキーを設定する。
    mkdir ~/.aws
    vi ~/.aws/credentials
    credentialsファイルには以下の内容を記述する。
    [default]
    aws_access_key_id = 〜IAMユーザーのアクセスキー〜
    aws_secret_access_key = 〜IAMユーザーのシークレットキー〜
  3. fuseをインストールする。
    yum install fuse

これでインストール完了。


手動でマウントする場合は、以下のコマンドを実行する。

mkdir -p s3/example	…マウント先ディレクトリー
goofys バケット名 s3/example

goofysコマンドでエラーが出る場合は、/var/log/messagesを見てエラーの詳細を確認するか、-fオプションを付けてコンソールにエラーメッセージを出力させる。


マシン起動時に自動的にマウントさせる場合は以下のようにする。

mkdir -p /mnt/s3/example	…マウント先ディレクトリー
vi /etc/fstab

fstabには以下のような内容を追加する。

goofys#バケット名 /mnt/s3/example fuse _netdev,allow_other,--file-mode=0666,--dir-mode=0777 0 0

あとはmountコマンドを実行する。

mount -a	…fstab反映
mount   	…マウントされたことを確認

なお、アンマウントしたい場合は普通にumountコマンドを使えばいいらしい。

umount マウント先ディレクトリー

S3へ戻る / AWSへ戻る / 技術メモへ戻る
メールの送信先:ひしだま