◎8月3日(月)(3日目)
アラスカ州トク〜フェアバンクス

ミッドナイト・サン、フェアバンクス

ミッドナイト・サンで有名なフェアバンクスが今日の目的地。キャンプ場で、昨日汚れたキャンピングカーを洗車した後、再びアラスカハイウェイへ。

アラスカハイウェイは、ホワイトホースから800キロのデルタジャンクションにて終結。それよりさらに160キロ北上するとフェアバンクスに到着する。

途中、ノースポール(北極)という町にある「サンタクロースハウス」に立ち寄った。期待とは大外れで、単なるおみやげ屋であった。一応、Tシャツを着たサンタが店番をしていた。

フェアバンクスに到着してすぐに、リバーズ・リッジキャンプ場にチェックイン。その後、アラスカ大学博物館に出向き、巨大なマンモスの骨に対面。アラスカ大では、牛の祖先にあたるマスクオックスを飼育しているというので、見にいった。バッファローに比較すると、かなり小さく、おとなしい動物のようであった。

その後、フェアバンクスのダウンタウンにお土産を探しに出かける。町は大変うらびれた印象だ。あちこちにインディアンの浮浪者がいたのと、お土産物屋のショーウインドーに銃痕がみられたのが気になった。

キャンプ場は、チナリバー沿いに設営されており、大変美しい。夜の11時になっても、まだ外は明るく、川辺では子供たちが釣り糸をたれていた。

これまでいろいろと写真をとってきたつもりであったが、今日はじめて、フィルムがカメラに入っていなかったことに気づき、愕然。折角、アラスカハイウェイ沿いの風景をたくさん撮ったのにと大変悔しい。帰りにもう一度アラスカハイウェイを通る機会をつくり、その際にリカバリーをしようと自分を慰めるのであった。