***As I grew up***



 朝、ジョーは不思議な感覚で目覚めると、違和感のある天井を寝ぼけ眼で見上げた。
  しばらくボーっとしながら、ゆっくりと状況を整理。あぁ、外泊してるんだっけということを思い出すと、目覚めた時の不思議な感覚は「枕が違う」ってことで、違和感のある天井は「見知らぬ天井」だということに気付いた。
 寝られれば別に居間のソファでも良かったのだけど、宮坂の反対にあい、宮坂のベッドの隣に客用の布団を敷いてもらった。実はその瞬間、一ノ蔵とカナメの胸に「この場合、カナメとジョーが一緒に寝た方が一番安全なのでは?」という想いがよぎったが、「まぁ、この二人なら間違いも起きるまい」と勝手に納得し、つかの間のルームメイト状態がスタートしたのだ。
 布団の中で起き上がり、乱れた頭をポリっと掻いてみる。隣を見ると、宮坂は健やかな寝息を立てて、気持ちよさそうに眠っていた。
 うわ・・・睫毛長いなぁ・・・。
 と、つい見とれてジョーは思う(←そういう自分も長いくせに)。そういや、クソ親父は超が付くほどの面食いだったなぁ。・・・それ以前に、宮坂の顔を見ながら、ジョーは気付いた。
  ウィルが連れてきた数多くの相手の中でも、比較的長く続いた数人。それは、どこか目の前の宮坂に似ていたような気がする。パーツもそうだけども、雰囲気というか・・・。
「忍ちゃんが他の男と話そうもんなら、ウィルなんか怒りまくって・・・」
 ウィルの数少ない理解者であるシンが漏らしていた言葉を思い出す。嫉妬に怒り狂うウィルなんか想像もできない。でもそっか、忍さんはシンさんのことも知ってるってことだよな。もちろん、その話題が出せないことも分かってるけど・・・。
 朝はやっぱり渋めの緑茶。お湯でも沸かそうかなと、ジョーは布団から起き出した。




***As I grew up***



 「た〜〜ま〜〜〜ちゃ〜〜〜〜〜ん」
 週末の朝も早くから、扉をコンコンと叩く声。力のない叩き方が、一応の遠慮を表しているのか、大澤は眠そうな顔のまま、頭を一ノ蔵のマンションのドアに押し付けた。いや、押し付けたというよりはむしろ、ドアに寄りかかって眠りそうになっていたといった方が正しい。そう、大澤は見るからに徹夜明けの顔をしていた。
 しかし、悲しいかな、部屋の中からの反応は得られない。いっそのことここで寝てしまおうかと、大澤が半分本気で思い始めたとき、どこかで聞いた声が耳に届いた。
「なにしてんの?あんた」
 ドアに額を当てたまま、大澤が横に視線を投げる。と、そこには一ノ蔵の双子の兄、裕次郎が立っていた。こちらもまんま、徹夜明けという感じの顔である。
「あ・・・」
 つい条件反射で裕次郎に向かって中指を立てる大澤。裕次郎はその大澤を半目で見返すと、煙草に火をつけながらに言った。
「なんだよ、せっかくタマの部屋開けてやろうかと思ったのによ・・・」
 と、立ち去る素振り。藁をも掴む想いで大澤はドアから顔をあげると、背を向けた裕次郎の肩を掴んだ。
「ちょっと待った〜!」
 確かに、兄弟なのだから合鍵を持っていてもおかしくはない。ここでどうしても一ノ蔵の部屋に入っておきたい大澤としては、まさに頼みの綱。逃しちゃいかんとばかりに、すがりついた。
「すまん。頼む・・・開けてくれ」
 目の下にはクマ。あまりにも必死の形相に、今度はすがりつかれた裕次郎の方がびびる。肩にかけたスーツのジャケットを持ち直し、白い煙を吐くと、裕次郎は眉間に皺を寄せて言った。
「っつーか、あんた・・・大丈夫か?」
「いや・・・話すと長くなるんだが・・・。とにかく一秒でも早く珠ちゃんの部屋を開けて、俺を寝させてくれ・・・」
 まさに断末魔のような声の大澤。その姿に、思わず「落ち武者」を想像し笑いそうになったものの、笑うことすら許されなさそうな雰囲気に、つい返していた。
「じゃあ、うちで寝れば・・・?」
 ・・・と。




***As I grew up***



 その頃、宮坂は不思議な気持ちで立ち尽くしていた。
 視線の先にはジョーの姿。ジョーは鼻歌を歌いながら、のんびりと急須に茶葉を入れていた。
 朝のまぶしい光の中で綺麗な陰影を見せる、明るいブラウンの髪。白めの肌に似合った淡いピンク色の口唇がきれいだなぁと宮坂は思った。
「あ、おはようございます」
 宮坂の気配がしたのか、振り向いたジョーが笑顔で言う。宮坂はパジャマ姿のままキッチンに行くと、ダイニングテーブルについて返した。
「おはよう。ちゃんと眠れた?」
「はい。でも、目が覚めて知らない場所だったから、ちょっとビックリしました」
 ジョーの素直な感想に、宮坂も微笑む。
「宮坂さんもなにか飲みますか?お茶とかコーヒーとか?」
「あ、僕は・・・」
 コーヒーといいかけて、宮坂の動きが止まる。目の前には10代のツヤツヤ肌。なんにもしなくてもなんのトラブルもなさそうな、それこそ若さの象徴。宮坂は瞬時に思考を巡らせると、自ら立ち上がり、カナメが良く飲んでいるローズヒップティーを取り出した。
「お湯だけもらえるかな?今日はこれを飲むから」
 宮坂が返した瞬間に、お湯の沸騰する音。ジョーは火を止めてヤカンを持つと、宮坂のカップと急須の中に湯を注いだ。
「すごいですねぇ、それ、なんですか?赤いですけど・・・」
「ローズヒップが入ってるんだって、ビタミンがたくさん摂取できるとか」
 そう、そして美肌効果があるんだそうだよ・・・とは言えない宮坂。さすがに、少し虚しくなった。
「ところで、ジョーくんはどうしてモデルに?スカウト・・・とか?」
 気分を変えるべく話題を変える宮坂。すると今度はジョーの方がちょっと暗い面持ちになって返した。
「それは・・・その、知り合いにモデルをやっている人がいて、その人を通して事務所を紹介されたというか・・・」
 そして、その人が実は父親で、あなたの元彼なんですよ・・・とは言えないジョー。すると、そんなジョーの気持ちには全く気付かないまま、宮坂が言った。
「でもさ、確か滝口が連載してるのって、ヌード・・・・じゃなかったっけ?それにも、出たの?」
「あ、はい・・・沖縄で撮影しました・・・ねぇ」
 若干言いにくそうに答えるジョー。宮坂は、目の前の少年が既にヌード写真まで撮られているという事実に、思わずベランダに飛び出して叫びたいような気持ちになった。
「ホントに〜〜〜〜〜〜〜〜!?」
 ・・・と。
「で・・・でも抵抗とか・・・なかったの?いいの?そんな・・・」
 そりゃあ、どういう流れでそうなったのかはわからないし、もしかしたらすごい借金があって、そのためにそうしたのかもしれないけど、でもでも、その若さで脱ぐ必要もなかったんじゃないか?と宮坂は思う。一瞬返事を迷ったジョーを見れば、露出狂ってわけでもなさそうだし、むしろ脱ぎたくなかったんじゃないかなとさえ思った。
「抵抗は・・・ありましたよ。実は、モデルになることも、ずっと断ってましたし・・・」
 と、益々言いにくそうなジョー。その様子に、宮坂もさらなる質問を自粛した。
「でも、丁度その時にすごくショックなことがあって、その反動っていうか・・・。ちくしょ〜って感じで」
 ええっ!?もったいない!と、宮坂はまたもや心の中でガビーンと衝撃を受けた(←一体なにがもったいないのやら)。
「だけど、後悔はしてないですよ。カナメさん、すごく綺麗にかっこよく撮ってくれたし。友達にも羨ましがられました」
「えっ!友達に見せたの!?」
「えっ?見せないのが普通ですか?」
 逆に聞き返され、今度は宮坂が頭を悩ませる。確かに同性同士なわけだし、一緒に銭湯に行くとでも思えば、なんら恥ずかしいことではないのかな?でも、そういえば・・・。
「あれ・・でも、僕も・・・見せてたかも・・・」
「え?宮坂さんも?」
「うん・・・ほら、滝口がまだ仕事なんかもらえなかった頃、しょっちゅう撮られてたから。脱がされたこともあったし・・・」
 で、出来上がったものを大澤も見ていたっけ・・・と思い出す。まぁ、脱ぐと言っても、オールヌードというわけでもないけど・・・。チラリズム程度で。
「うわぁ、それ見たいな〜」
「あははははは・・・・」
 そういう風に言われると、かえって見せるのが恥ずかしくなる。ひきつった笑顔で返しながら、宮坂は、どうか写真が残ってませんように・・・と祈った。
「でも、ジョーくんは強いねぇ・・・。ショックをバネに仕事しちゃうなんて」
 すると、ジョーはお茶をひとくち飲んだ後で、ちいさなため息をひとつついた。
「強いっていうよりも、ヤケっていうか、あてつけっていうか・・・」
「あてつけ?」
 聞き捨てならない言葉に、つい聞き返してしまう。改めて、ゴシップネタに飛びついている自分が恥ずかしくなったけど・・・。
「はい、実は・・・」




***As I grew up***



 鼻腔をくすぐるコーヒーの香り。途切れ途切れに聞こえてくるのは・・・?
 大澤は柔らかい布団に顔を埋めなおし、大きく息をつく。それまでの時間をかけてやっと、耳に届いているのはEydie Gormeの「The Gift」であることに気が付いた。ただ、オリジナルとは違って、男の声だったけれども・・・。
 男・・・・ん?
 ガバっと布団をめくり、歌声の方をみる。と、そこには一ノ蔵と同じ顔の別人が居た。いや、ある意味彼も一ノ蔵であることに変わりはないのだけども。
「・・・はぁ・・・」
 シャワーを浴びたのだろうか、Tシャツに膝丈のトレーナーを着た裕次郎は、濡れた髪のまま無精ひげを剃ることも無くキッチンで新聞を読んでいる。傍らでは琥珀色の液体をゆっくりと落としているコーヒーメーカー。そして、ベッドの中の自分を振り返ると・・・・裸だった。
 一瞬、驚いたものの、最後の一枚は身につけていることを確認し、そうだ、寝る直前に自分で脱いだんだということを思い出す。そういや、脱いだスーツは自分でハンガーにかけたんだっけ。
 頭の整理がついてくると、ちょっと気が緩む。大澤はベッドの中で身体を丸めると、あくび混じりの声で言った。
「いま、何時だ〜?」
 その声に、裕次郎は初めて顔をあげる。大澤が目覚めたことを知ると、読んでいた新聞を畳んで、隣の部屋にやってきた。
「なんだ、起きたのか」
「ん・・・頭がすっきりしてるから、眠りの切れ目ってヤツなんだろうな」
 半身を起こし、大きく伸びをする。裕次郎は片手に持っていた新聞を床に投げると、まだどこか呆けた感じの大澤を見ながら、ベッドの足元に座った。
「ちょうど三時間半くらい寝たんじゃないか?」
 壁の時計を見ながら、裕次郎が呟く。大澤は両手で顔を覆い、気合を入れているようだった。
「おっけー。マジで助かった。せっかくの休日に、悪かったな」
「ほ〜、一応悪かったとは思うのか。まぁ、悪いついでにシャワーでも浴びるか?」
 こりゃ感心とばかりに、からかうような目つきで裕次郎が大澤を見る。大澤はベッドから足を下ろすと、ベッドに座ったまま言った。
「ありがて〜」




***As I grew up***



 「はは〜ん、それで泊り込んでるってわけか・・・」
 裕次郎は、肩にタオルをかけたままリビングの真ん中に座る大澤にコーヒーを出し、自分もそのまま腰を下ろした。紺色のカップからは、白い湯気が立ち上っている。
「そう。倒れたヤツのフォローだから仕方ないとはいえ、担当したことの無い相手だからペースもつかめないし、どういう風に乗せれば調子があがるのかも分からないしよ・・・。普段の二連続徹夜よりも、ず〜〜〜っと疲れるんだよな。だから、一度社に戻るって言って、出てきた」
 シャワーを浴びた後も、結局大澤はパンツ一丁で部屋の中をぶらぶらしていた。着る物がスーツしかないというのもあるけれど、いかに大澤が疲れているかがよく分かる。熱いコーヒーを飲むと、深く長いため息をついた。
「で、タマのところで寝かせてもらおうってわけか。なんで自分の部屋に戻らないんだよ。そんなに遠くないんだろ?」
 裕次郎からでた、ごくごく当然の質問。大澤は首をふるふると横に振り、あっさりと答えた。
「ひとつは、その作家のマンションがここから徒歩圏内っていうのもある。ふたつめは、家に帰って寝たら、起きられなくなるってことだな。おまけに、家に帰ったら着替えたくなるし、着替えたら作家がすねる」
「はぁ?」
「原稿をスムーズに運ばせるためには、担当は余裕を見せちゃいけないんだ。ここで、寝たり着替えたりって余裕を見せると、『あ、まだ大丈夫なんだ』って思われる。そして、そう思われた瞬間、校了の日はさらに遅れる・・・。だから、汚かろうが臭かろうが、担当編集者は『いっぱいいっぱい』をアピールしておいたほうがいいんだ(←臭いのはさすがに迷惑では・・・)。おまけに人によっては、こっちが寝ると逆ギレするのもいるしな・・・」
 顔をひきつらせて、裕次郎は大澤の話を聞いている。誇張してるんだろ?と思いながらも、目の前に居る大澤の憔悴しきった姿に、あながち嘘とも思えない・・・と思う裕次郎であった。
「なんか・・・禿げそうな仕事だな。おまけに泊り込んで二日、三日?風呂なし?・・・・たまりまくりそうだな・・・」
「たまらないわけが無い・・・」
 そう、それも一ノ蔵の部屋を訪ねた理由。一ノ蔵相手なら、変な気も起こるまい・・・との考えでここに来たのだ。もし万が一、変な気が起こったとしても、一ノ蔵なら絶対に拒んでくれそうだったから。相変わらずの試乗キャンペーン中であったが、下手な友達を試乗してしまっても後で困るし。しかし、こういう時ほど、無性にしたくなるのも事実で・・・。
「え?じゃあタマに抜いてもらいにきたのか?そりゃあ、悪かったなぁ。邪魔して」
 なんでもないことのように、裕次郎は笑って煙草に火をつける。大澤は一ノ蔵と同じ顔をしているにもかかわらず、あまりにも一ノ蔵と違うその貞操観念に目を丸くした。
「逆だっつーの、珠ちゃんとだったら間違いも起こらないだろうから、ここに来たっつーのに・・・」
「え、なんでだよ」
 さっぱり分からない・・・と、本気でその目は語っている。大澤は、確かめるように言った。
「だってお前、友達の彼氏だぞ」
「だから?」
 それがどうした・・・と言わんばかりの裕次郎。さらに大澤は続けた。
「友達っていっても、そんな軽いもんでもなく、もはや家族のようなもんで・・・」
 大澤の言うことを聴きながら、煙草の煙を長く吐き出す裕次郎。灰皿の上に煙草を置いて、コーヒーを一口飲むと、裕次郎は大澤の目をじっと見て言った。
「俺、タマと付き合った大半は食っちまったぞ」
 一瞬、大澤の息が止まる。そして、裕次郎の言った言葉の意味が、脳に充分いきわたるだけの時間を置いて、大澤が声をあげた。
「・・・・・・・・はぁ?」
 まばたきをしながら、コクコクと無言で肯く裕次郎。大澤は気を取り直してテーブルの上の煙草の箱に手を伸ばした。
「で・・・でもそりゃ、珠ちゃんと別れた後とかってことだろ?」
 煙草に火をつけて、息を吐き出す。すると裕次郎は吸った煙草を灰皿に押し付けながら返した。
「いいやぁ、付き合ってる真っ最中」
 げっ!・・・と、大澤心の声。
「じゃあ、珠ちゃんのフリをしたとかってことか?」
 が、これにも裕次郎は即座に返した。
「いや〜、ちゃんと、タマじゃなく俺だって知っててのことだぞ」
 ついには、返す言葉も思い浮かばず、ただ口をパクパクと開けて裕次郎を見返す大澤。同じマンションの中だけに、部屋の構造も全く一緒。顔の造りもそっくりで、身長も一ノ蔵と同じくらいの裕次郎だったが、大澤は目の前であぐらをかいている裕次郎を見て、心の底から思った。
 当然だけど、いまさらだけど、当たり前なんだけど・・・・・・・・・・・・別人じゃん。
 そう、見た目は似ていても、やっぱり完全なる別人。一ノ蔵ではあっても珠三郎ではないのだ。そのことを確信した大澤は、気になってさらなる質問をぶつけた。
「おい・・・そのこと、珠ちゃんは・・・・」
「知ってるよ。だって、俺が報告してたからな」
「な・・・なんじゃそりゃー!」
 お、心の中で叫んだつもりが、どうやら口に出ていたらしい。大澤はどうにもこうにも信じがたい発言に、思わず視線を天井に投げる。一ノ蔵はあんなに無害な男なのに、どうしてこんなにパンチの効いた兄貴がいるんだか・・・。
「最初はタマにも怒られたけど、段々アイツも諦めたらしくってな、怒らなくなったよな〜」
 は〜、怒らんかったんかい。でもまぁ、裕次郎と知っていてもなお寝たんだったら、裕次郎に対して怒らなくなるもの分かる気がする・・・と大澤は思った。
「しっかし・・・なんでそんなことするんだ?お前らだったら、相手には不自由しないだろうに・・・」
 呆れ半分感心半分で大澤が呟く。すると裕次郎がふっと笑って言った。
「さ〜、わかんねぇけどな〜。タマがイイヤツな分、違うセックスをしたくなるってことなんじゃねぇの?」
 したくなるって・・・仕掛けてんのはお前なんじゃないのか?と大澤は思う。しかし、それを聞く間もなく、裕次郎が続けた。
「同じ顔でも全くタイプの違うやり方するだろうし、普段タマ相手だったらできないこともできそうだ・・・って思うんだろ?おまけに・・・俺としても『相手に困らない状況』にスリルが生まれて楽しくなるしな」
「うわ・・・お前・・・」
 サイテーと漏らしかけ、そこまで言えるほど自分もたいしたヤツではないと思いなおす。合意の上でしている以上、裕次郎だけが一方的に悪いとも思えない大澤であった。
「っつーわけで、なんていったっけ、タマの今付き合ってる美人。あんたの家族のようなお友達とやら」
「・・・忍・・・のことか?」
 まさに恐る恐る・・・という感じで答える大澤。まさか、宮坂までも・・・?
「そうそう、忍。今度、じっくり話しないとな。タマがマジっぽい分、なかなか面白そうだ」
 おいおい・・・マジかよ・・・・。
 テーブルの上で、大澤が消し忘れた煙草の灰が、ポロリと折れた。




***As I grew up***



前回のジョーに続き、裕次郎も参戦♪
そして、今回はちょっとアダルティーな話に??
それはワシの脳のピンクの象が久しぶりに
鼻をもたげたからかしら?(笑)