適当に起床。この日初めて一人で朝食。ホントはスクランブルエッグじゃなくて
ただのゆで卵が食いたかったんですけどね。 チェックアウトして、取り敢えず荷物を預けておく。 10時頃G社へ。L氏のチェックも終わり、問題点が出て、その場で修正しきれなかった2点を 持ち帰ることに。なんてこったい。治具を梱包して、L氏に別れを告げる。 そして昨日買えなかったDVDを求めて再び街へ。 羅湖(ローウ)は凄い人手でした。昼間でも危ないというので、T氏、E氏、GENEさんで のりすけを囲むようなフォーメーションで練り歩く。すげー。VIPみたいだ。 バッグをしっかり抱え、滴り落ちる汗を頻りに拭いながら、 上から下までバッタモンだらけ、というデパートに入る。嗚呼ココも人だらけ。 中国人はやたらでかい声で喋るから、もう五月蠅いこと五月蠅いこと。 こちとら周りを眺める余裕も無く歩くのがやっとなのに、 チャイナ服を選ぶ為の気力まで使ってしまっていたら香港に辿り着けなかったかも。 それでもどーにか、仕事に使うDVD(見たかったけど見てらんなかった “ビューティフルライフ”も含む。だいたい4枚100$=約1500円なんだけど “ビュー”は2枚組両面とかで一箱150$=約2250円) と、土産物でトランクが溢れることを想定してPRADAのカバン(130$=約2000円。 無論バッタモン)を購入。 「勘弁して下さい」の表情でホテルに戻り、 荷物を持ってタクシーに乗り、出国手続きへ向かう。今度の越境は徒歩でした。 最初の画像に写ってたドブ川に架かった橋を渡るともう香港。 いやそこへ辿り着くまでが大変だったんですよ。 香港人が香港へ帰るのは早くて楽だという話らしいですけど、 中国人を含む他の国の人はエライ大変なんですよ。中国から出るのが。 まァ色んな国の人が居ましたけどね、もの凄い混雑でした。アレはもうマヂで勘弁です。 並び始めてから窓口までで1時間以上もかかっちゃいましたよ。その先に なんかスターツアーズ以上に面白いアトラクションでも待っているのであれば 黙って並んでも居られたでしょうがねェ。いや、暴れるわけにもいかないし、つーか んなことしたら中国から出られませんから。下手すると一生。 なんてったって共産国家でありますからねェ。黙って待ってる他無かったです。 暑いし腹は減るし向こうで中国人が言い争いしてて 喧しいし立ちっぱなしで足腰は痛いしテレビCMは分かんないしつまんないし、 もう二度と来るもんかと思わずには居られませんでした。コレさえ無ければ、シンセンも そこそこ良い所、と100歩譲って言えるかなァ。どうかなァ。 このときT氏はシンセンに残ったので、ココでお別れ。E氏に連れられて 羅湖(ローウ)の香港側に渡り、電車に乗りました。一等車両は66$(=約990円)、 一般車両の2倍です。 香港とシンセンを行き来する香港人は結構多いみたいです。だいたいこの電車で 通勤しているということです。G社のL氏はローウから2つ目の粉嶺(ファンリン) から通っているとか。へええーー。 我々は約1時間の間、居眠りしながら九龍塘(カウルントン)まで行き、 タクシーでグランド・スタンフォード・ハーバーヴューホテルへ向かい、チェックイン。 ハーバーがヴューなのか!とドキドキしながら部屋のカーテンを開けたら、 思いっきり中庭でした。がーん。以後、カーテンは閉めっきり。 ロビーでSN社のH氏と再会。車で少し離れた港近くの魚市場へ。 そこで食いたいモノを好きに選び、レストランで調理してもらって食えるとのこと。マジっすか! ココでSN社のK氏と会う。今回の幹事はK氏だそうで。なんかゴーカイな人ってイメージ。 鹿児島県生まれ(でしたっけ?)の、れっきとした日本人。 ええ、ワタシは美味いモン食って美味い酒飲めりゃどーだって。さて物色。驚愕。 伊勢エビとかすんげーでかいッスよ!蝦蛄もすんげーでかいッスよ! 見たこともない魚のが多いですよ!シャコ触ったら蹴っ飛ばされて血ィ出ましたよ! E氏すかさず絆創膏を取り出す。流石、気遣いの人。ありがとうございます!やっぱすげぇ! 伊勢エビ(刺身)、マテ貝(カレー味?)、つぶ貝(茹で)、ガルーパ(魚)姿煮、 シャコ唐揚げ、アワビ(茹で)、青島ビィル、万里の長城(グレートウォール) という名の中国ワイン、フランス産(だったかな)のシャブリ。 紹興酒も飲みましたっけ?あーもー食い過ぎー。 食後に、ビクトリアピーク(現地名では“山頂”)というところに連れてってもらいました。 H氏とGENEさんと3人です。バーみたいな所でなんだか忘れたけどお酒を飲んで、 展望台みたいなところへ登りました。望遠鏡を逆さまに覗いたり。夜景も見ましたよ。 いくらくらいの景色だかは良く覚えてないんですが。えーもー飲み過ぎー。 H氏の車でホテルまで送ってもらいましたが、帰り道はずっと寝てたそうです。 や、ホテルに着いたら起きて、ちゃんと歩いて部屋まで行ったらしいので、 どうやら最悪の状態ではなかったみたいです。ええ、記憶はね、アレですが。 |