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皆さんは何のためにストッキングをはきますか? | |
単なる習慣?靴やドレスの滑りをよくするため?防寒のため?...私にとって一番大きなのは脚を美しく見せるため。 ストッキングの何が美しさを際だたせるのでしょう。 私は透明感だと思います。でも、デニール数が少なければ透明感が高いというわけではありません。編み方です。プレーン編みのものは伸縮性には乏しいんですが、透明度は抜群です。イビチ15のようなパンティストッキングもありますが、やはりガーターで留めるタイプにこういうストッキングが多いんです。 ガーターを付けてストッキングをはいてみませんか? |
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*ちょっと お約束* このホームページ・掲示板では、ガーター・ベルトでつるストッキングを単にストッキングとすることがあります。ストッキングをさらに区別する時は、後ろの縫い目のあるなしでシームレスとフル・ファッションとします。シリコンなどで留まるものは、オート・レジェンドとします。パンティ・ストッキングはそのままです。(私はあまりパンストという省略語が好きではないので、できたら略さないで下さい。) 全部ひっくるめてストッキングということもあります。わかりにくいかもしれませんが、よろしくご理解下さい。 |
快適さって?素足にヒールを好む人がいます。すべらないので歩きやすいのがその理由の一つだと思います。私は気になりませんがストッキングは蒸れると言う人もいます。こちらは体質によりますからどうしようもないかもしれませんが、私は伸縮性のない薄手のナイロン・ストッキングは素足よりもずっと快適だと思います。 それから締め付けられるのがイヤということもありますよね。パンティストッキングはいろいろなところで私たちの体を締め付けます。最も不快な部分はどこですか?脚の付け根ではないでしょうか。ガーターの使用はこの悩みから解放してくれますよ。 最近ふとももにレースをあしらったストッキングがコンビニなんかでも売ってますよね。夏場には快適でしょうね。でもシリコンがイヤという人もいるんじゃないかしら。ふとももを締め付けられるのも不快ですよね。 ガーターベルトって意外と機能的で快適ですよ。試してみませんか?
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機能性って?一日に何回ストッキングを直しますか?トイレの時だけでなく、重力の法則に従って、だんだん下がってきますよね。伸縮性に富んだパンティストッキングは脚全体を引き上げないとムラになってしまいますし、一度はいて伸びると洗濯するまでもどりません。その点、伸縮性のないストッキングは、ウエルトを引き上げるだけでOKですし、一日中同じコンディションではけます。 ガーターが面倒くさい感じがするかもしれませんが、実際に着けてみるとそれほどでもありませんし、美しくはくという点ではずっと簡単です。 |
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美しさとフィット感ガーターに留めるストッキングの最大の魅力は、なんといってもその美しさです。透明なベールが脚を均一におおい、輝きを与えてくれます。もちろんパンティストッキングにも美しいものがあります。でも、例えば足首のあたりの色が濃くなって、膝のあたりやふとももの色が薄くなるといったように、色にムラが避けられません。 フィット感も魅力です。パンティストッキングが縮むことによるフィット感なのに対し、予め理想的なシルエットに整えられた「型」にはめる感じです。たとえていえば、仕立ての良いブラウスやスーツを着るような感じの「カスタム・メイド」のフィット感です。足首やふくらはぎの引き締めは、パンティストッキングのゴムのようなものではなく、極めて自然です。
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どんなストッキングがあるの?ガーターベルトに留めるストッキングには、後ろに縫い目(シーム)のあるフルファッションと、縫い目のないシームレスがあります。 フルファッションは、目を増やしたり減らしたりしながら編んだニットを後ろで縫い合わせたもので、脚の形に成形されています。後ろにシームがあるのが特徴ですが、シームを縫いつけたものや熱で付けたものもあります。こういうのは、シームと言うよりバックラインと言うべきでしょう。後ろのラインがあるものが全部フルファッションではありません。 はいた時色が均一で、透明感と肌にのる色と艶の美しさは抜群です。糸に伸縮性が無いので最初ははきにくいかもしれませんが、慣れるとパンティストッキングよりずっと快適です。でも、簡単に手に入らなくなっちゃいました。 私がフルファッションに求めるのは美しさと質感です。動いた時にできる柔らかなしわは、女性らしい優しさをかもしだすと思います。また後ろのシームも華奢な感じを演出してくれると思いますが、黒のはどちらかというとシャープさとスマートさが出ると思います。本物のフルファッションではない、シームを付けただけのものではこういう感じはでません。 筒状に編んだもので、シームのないものをシームレス(シームがないという意味)といいます。ある世代の人はストッキングのことをシームレスということがあります。 シームレスには伸縮性のあるものとないものがあります。またナイロン100%のものとポリウレタン混紡のものがあり、現在出回っているものはだいたい混紡で伸縮性がありますが、美しさの点ではあまりパンティストッキングと変わりません。伸縮性のないドレ・ドレはフル・ファッションのような美しさがあります。
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ノン・ストレッチの快適さフル・ファッションは伸縮性がありません。サイズが合っていないと脚にフィットしません。でも、フィットするものをはけば、パンティ・ストッキングでは得られない自然なサポート感があります。「はまる」感じと形容したのはある有名ランジェリストですが、まさにぴったりの表現だと思います。 シームレスでも、ノン・ストレッチなら同じような快適さが体感できます。一度この快適さを経験するとパンティ・ストッキングをはく気にならなくなります。 そして、ノン・ストレッチには脚線を整える効果があります。あらあじめ理想的な脚の形に編まれたストッキングに脚を「はめて」いくわけですから、縮むことで引き締めるサポート・タイプとは異なった美脚効果があることは容易に想像できることだと思います。たしかに、ハードなサポートは若干脚が細くなります。でも、ただ細いだけでは美しい脚とは言えません。 ノン・ストレッチのストッキングは、快適さに加え視覚的な効果もあります。 |
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どこで買ったらいいの?現在国内で買えるフル・ファッションは、CervinとFogalのものです。Gerbeも注文を受けてくれます。ただしサイズには要注意です。 ヴィンテージものの中にもいいものがありますが、私のようなストッキング・フリークだけでなく、女性美を信奉する男性も探し求めていることもあり、競争は熾烈です。 シームレスもいいものは少なくなりました。CervinのCapriが定番化しています。
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ネット・ショッピングは?インターネットを検索すると、フル・ファッションなどを扱っているショップのサイトも見かけますが、シームレスも含めて実際にはいて歩けるものは多くありません。いくつか個人輸入してみましたが、名の通ったブランド以外は実用に耐えませんでした。 国内外のネット・オークションにヴィンテージものを見かけます。外国のものは、サイズが大きくて日本女性に合うものは少ないようですし、私はアメリカのオークション出品者に好印象を持っていません。いずれの場合でも輸入は送料がばかになりません。事前に確認しないと意外な高額になってしまいます。私が利用したネット・ショップは、送料が明記されていますし、事前の問い合わせにも答えてくれました。商品もすぐに届きました。オークションの場合コレクター心理につけこんで、送料で稼ごうとする人もいます。 |
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どうやってはくの?ストッキングをはくときのポイントは、まずつま先とかかとをしっかり合わせることです。特にフルファッションは、足裏のシームをまっすぐに保ち、かかとの真ん中にシームがくるようにしないときれいなラインが出せません。上までのばしたら脚をまっすぐに伸ばして引っ張ります。 ガーターベルトはちょっと慣れが必要です。ショップで聞いても、知らない店員の方が多いようです。自分で付けてないからです。 ご参考までに私のやっているガーター・ベルトの付け方を書いておきます。ひもが4本の場合です。ある店で教えてもらったポイントも入っています。 ストッキングを上まで引き上げたら、立つかスツールに座って付けています。前の吊りひもは、心持ち内側に向くようにします。ストッキングを凸にかぶせて指で押さえ凹をかぶせて挟みます。この際、凸を下から押し上げて枠に入れることと、ボストンをスライドさせる際に指でストッキングと凸を指で押さえるのがポイントです。後ろのひもを付けるときは、脚を「く」の字形に内側にひねって、真横と真後ろの中間くらい、45゜くらいの感じで付けます。立ち上がって、手でストッキングをなじませ、ひもの長さを調整します。最後にウエルトを引っ張り上げて、再度ひもの長さを調整します。 パンティストッキングの場合でも同じですが、はきおわったら全身用の鏡に映してみしましょう。ガーターの吊りひもが正しい位置についているかチェックします。色は上から見ると濃く見えます。ドレスとの色のバランスや色むら、伝線などもチェックします。フルファッションの時は、シームの曲がりがないかのチェックは必須です。 不思議なものです。ガーターをつけていると、自然と座っているとき膝頭が付きそろえた脚を横に流しています。立ち居振る舞いもいつもと違っているような気がします。 龍多美子さん「龍流下着の手ほどき」(文化出版局)には、写真入りで解説があります。参考にするといいと思います。
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大切にはきましょう!好きなストッキングは大切にはきましょう。はいているときは、できるだけ突起物に引っかけて伝線させることのないように気を配りましょう。 シアーなストッキングのお洗濯はもちろん手洗い。私は広口瓶に洗剤を溶かしそこにストッキングを入れてシェイクして洗っています。十分すすいでから、ネットに入れて軽く脱水して陰干しします。一度ネットのファスナーにひっかけてしまったことがあるので、ブラ用のネットを使っています。何かに引っかかったりしないように、干す場所にも気を配ってくださいね。 洗濯ばさみもギザギザがないものを。私は跡がつくので大事なストッキングを干すときは、針金ハンガーを利用しています。 ストッキングは後染めです。洗濯中に色落ちすることがありますので、分けて洗いましょう。
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きれいなたたみ方ストッキングをどうやってしまっていますか? すてきなストッキングは引き出しの中でもキレイに並んでいてほしいですよね。そこでストッキングのたたみ方。これは昔の「暮らしの手帖」に載っていたのを参考にしたやり方です。 |
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(1)両足を重ねる。 |
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(2)つま先をウエルト(太股の濃くなった部分)より少し下に重ねて二つに折る。 |
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(3)折った方をつま先まで重ねて折り、もう一回同じ位置まで折る。 |
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(4)ウエルトを重ねて、上の方のウエルトを裏返して全体を包む。 |
こうするときれいにたためます。こうするとはくときもウエルトを裏返すだけ。しわもできなくキレイ!コンパクトでバラバラなりません。