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About this site(本サイトについて)

HTMLは、文書構造(本文や見出し、リスト、アドレスなど)を定義することが本来の役割ですが、 ブラウザがCSSをあまりサポートしていなかった時代には、文字・背景などの見栄えのための情報が、大量にHTMLに書き込まれ、本来の役割とは異なるテーブル要素でレイアウトを組むようになっていました。
これが「文書構造を記述する」というHTMLの目的に反するということで、1996年、W3C(WWW Consortium)によりCSS1.0が勧告され、見栄えの情報はCSSで定義する事を推奨されたのだそうです。
W3CはWEB標準仕様として「XHTMLとCSSによるサイト構築」を推奨しています。(2008年記)

印刷媒体でのデザインを生業にしてきた私は、WEBデザインも徐々に仕事として請け負うレベルに達していきましたが、 始めた頃は、テーブルによるレイアウトの学習に余念がありませんでした。
当時はCSS未対応のブラウザが多く、ブラウザは新旧混在の状態でした。 どのブラウザでも同じ見た目にするには、CSSだけでのレイアウトでは難しく、レイアウトはテーブルで行っていた時代でした。
その後、XHTMLとCSSに対応したモダンブラウザが行き渡るようになり、アクセシビリティの考え方もわかってきて、もはやCSSでのレイアウトは当たり前になりました。

XHTMLとCSSによるレイアウトを学習していくうちに、その整理用のメモサイトが欲しくなりました。
また、関連してJavaScriptやAjaxライブラリも利用しない手はありませんが、覚えておくことはたくさんあります。
そこで、確認が出来てコピペで利用できるサイトが欲しくなり、このサイトを作りました。 これからも忘備録として、順次書き足したり、訂正したりしていきます。

(2010年7月追記) W3Cは、2009年 XHTML2 の策定を打ち切り HTML5 の標準化に力を注ぐと発表。記述が厳密なXHTMLが思ったより普及しなかったのでしょうか。またHTMLに戻るそうですね。
HTML5は記述がとてもシンプル。また、同時期にドラフトが出たCSS3は、角丸四角やグラデーションを指定できるなど面白そうです。

いずれにしても「HTMLとCSSによるサイト構築」という形は変わらず、本サイトはCSSの基本的な使い方をメインに解説していて、HTML5が主流になっても使えますので、 当面このままにしておこうと思います。CSS3の面白いモノは「便利な小技」などでメモって行く予定です。

HTML5の正式勧告がいつかはまだ不明ですが、ブラウザはほぼ対応しています。 CSS3とHTML5の対応ブラウザをまとめたサイトを見つけたのでリンクを貼っておきます。 (2010年7月追記ここまで)

本サイト中に間違った表記があった場合など、お手数ですが下記のフォームにて教えてやってください。
勉強になります。よろしくお願いいたします。

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