ネパール訪問記(15 - 26, Nov., 2005)
7 - 10日目 ロイヤル・チトワン国立公園
11月21日 晴れ
ソウラハの Royal Park Hotel へ14時着。
15:30に早速、ロイヤルチトワン国立公園のビジターセンターを訪ねてバードウオッチングを17時過ぎまで。
大きな川岸で草原とサバンナが広がる。対岸はもうインド。
ガイドの案内によって次々と鳥を観察し、30種超を観察。
中州には Ruddy Shellduck(アカツクシガモ), Black Ibis, Great Cormorant, Black Stork(ナベコウ)といった大型水鳥が群れる。
ヨシ原には小鳥類。Indian Peafowl(インドクジャク)も顔を出す。
サバンナ林の林縁には Grey-Capped Pigmy Woodpeckerや Green Bea-Eater、Barbet 類2種、Peregrine Falcon(ハヤブサ)が止まる。
林内にはサイの糞もたくさん落ちていた。Velvet-Fronted Nuthatch もうろうろ。
サバンナ林上空を Crested Serpent Eagle(カンムリワシ)が飛ぶ。
Pied Kingfisher が何度も川に急降下するが、なかなかダイブしない。中州の杭の上に White-Troated Kingfisher。その近くのヨシ原に White-Breasted Waterhen(シロハラクイナ)が見え隠れ。Common Kingfisher(カワセミ)もヨシに止まる。
ホテルの庭に戻ってお茶。
18時から30分間のチトワンの紹介のスライドショーを野外で。
19時から夕食。
パイナップルジュース、野菜スープ、ロースト・チキン、ポテト、カリフラワー、カスタードプリン、紅茶。
20:30過ぎにロッジに戻って日誌書き等。
22時就寝。
11月22日 霧のち晴れ
5:30起き。
6時過ぎに朝食。
パン、オムレツ、ポテト、トマト、オレンジジュース、紅茶。
7時前にジープで出発。
まずは20000もの湖があるというラムサール登録湿地帯 Bis Hajaar Tal の水路脇を車で走る。
Crested Serpent Eagle(カンムリワシ)が何度も間近で見られたほか、コウノトリ類やトキ類がいろいろ、Indian Peafowl(インドクジャク)も次々と木の上から飛び立つ。Grey-Head Fish Eagel も木に止まる。いずれも霧のために水墨画のような写真にしかならない。。。
"Did you do it?"と鳴く Red-Watted Lapwing の群れも水路上を飛ぶ。
ジープ3台中3番目の車だったため、Stork-Billed Kingfisher は一瞬のみ、フクロウ類は見逃す。
農村を走り抜けて、10時ごろにチトワン国立公園の Kasara に徒歩で橋を渡って入場。
川の上を Common Greenshank が飛ぶ。
歩いて10:30にインドガビアル保護センターへ。
途中の Sal の林内で Red-Whiskered Bulbul。枯れ木には小型のハヤブサ Collared Falconet が2羽並んで止まる。
保護センターにはワニが2種、インドサイが2頭、ベンガルトラが1頭飼育されていた。
11:20から3班に別れて Lami Tal のジャングル・ウオーク。
サバンナ林の中を歩く。Red Junglefowl の声。背の高い草原もあり、Grey-Backed Shrike が枯れ木に止まる。
林道上にはサイの糞やクマの糞。
シルクコットンツリーという大木もあった。軽いのでカヌーの材料になるとのこと。
川岸の道を歩き、Common Iora、Chestnut-Bellied Nuthatch、Common Moorhen(バン)、Wooly-Necked Stork、Bronze-Winged Jacana、上空を2羽で旋回する Lesser Spotted Eagle、Common Coot(オオバン)などを観察する。
13時過ぎに川岸の観察タワー下で弁当。
フライドチキン、パン、ゆで卵、バナナ、みかん。
上空を Oriental Honey Buzzard(ハチクマ)が飛んで行く。
木にはRufous Treepie、Brown-Headed Barbet、Blue-Beard Bee-Eater。
対岸のヨシ原には Black Crowned Night Heron(ゴイサギ)が群れる。
対岸で騒がしく鳴いている鳥は Chestnut-Capped Babbler とのこと。
14時過ぎから再びやや暑くて疲れた足取りで歩き、15:15に川岸に出てカヌーで川を渡る。
15:25ジープに乗って戻る。
朝と同じ湿地帯を抜ける。アクシスジカも見えた。
農村を抜ける。柵の向こうの遠くに野生のサイを見る。
ジープの荷台でうとうとしながら農村を抜ける。
17時ロッジに戻ってティータイム。
18時前からロッジ前の通りに出る。
18:20部屋に戻って少しうとうと。
19時から夕食。
昨日とほとんど同じメニューで、大根スープ、ローストチキン、ポテト、キャベツ、チョコレートケーキ、オレンジジュース、紅茶。
22時就寝。
11月23日 霧のち晴れ
7時起き。
7時半過ぎに朝食。
8時過ぎにジープでホテル発。
Baghmara Community Forest 北のカヌー乗り場からカヌーに乗って川下り。
乗り場近くの草原に Indian Fox が2頭。
カヌーから鳥やワニ(Marsh Mugger)、サルを見る。
乾季のため、水深は浅くなっている。
カヌーを降りてから少し歩いて10時ごろに Elephant Breeding Center へ。
途中アクシスジカの群れなどを見る。
役務用のゾウが訓練のために飼われていた。小ゾウは放し飼いにされていた。
10時半頃カヌーで川を渡ってジープに乗って11時頃ホテルに戻る。
昼食前に川岸に行き、ゾウの水浴びを見学。
N先生らも川に入ってゾウの背中に乗って振り落とされる。
鳥も Common Kestral(チョウゲンボウ)など、いくらか見る。
12:30昼食。
少し昼寝。
14時ホテル発、ジープで Baghmara Community Forest へ。
14:20〜15:00まで Community Forest についての説明を室内で聞く。
15時過ぎから Elephant Ride で森の中やら草原、川を渡ったりする。
野生のサイ、イノシシ、アクシスジカを見ることができた。
サンバーは他のグループは見たようだが見逃した。
川岸にはトラの足跡。
17時終了。ジープでホテルに戻ってお茶。
18:30からタライの民族ダンス・ショー。
最後の踊りではN先生らも加わって、輪になって踊る。このような場面では日本人(というより特定の Japanse boys & girls)は積極的。
19時〜20時に夕食。
22時就寝。
11月24日 霧のち晴れ
6:30起床。
7時朝食。
パン、スクランブルエッグ、ソーセージ、トマト、紅茶、オレンジジュース。
バードエデュケーション・ソサエティーの帽子をもらう。
集合写真を撮って解散。
8時ジープでホテル発。
農村を抜けてバス乗り場へ。
今更ながら、ネパールの農家ではヒト・鶏・アヒル・ハト・牛・犬・ヤギが一緒に住んでいる。
8:30グリーンラインのバスに乗ってチトワンとは別れを告げる。
10:30往きと同じ Riverside Restaurant で昼食。
11:35レストラン発。
車内では音楽を聞きつつ、うとうとしたり、写真を撮ったり。
12:45〜13:00トイレ休憩。
途中、道路工事などで片側通行となっていて、時々バスが止まる。
15:30カトマンズ着。
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