How to decode Meteor-M N2 update (Japanese)


Meteor-M N2 の信号を受信する方法を、以前詳細に述べましたが、それから時間
も経ち、それを受信デコードする方法もはるかに進化しています。その受信法を
JE1CVL局が改めて、日々記事にしています。その記事を自局 JE9PEL/1 がここに
日付順にまとめていきます。(了承済み)


       
                                                (C)Roskosmos


T. http://blog.goo.ne.jp/je1cvl/d/20161010 (10 Oct.2016)

◇【Meteor-M N2 受信から画像作成まで】

 周波数は 137.900MHz FMモード。信号受信には RTL-SDR(USB)ドングルを使用。
 その設定は省略。

  必要なソフトは三つ

 @ SDRSharp Ver1.0.0.1331 ないしは Ver.1361
   このバージョンでないと、QPSK Demodulator v1.4* がプラグイン出来ない
   からです。この QPSK Demodulator で信号を画像化する元を作ります。
   プラグイン方法は別途解説予定。(下記)
   しかし、ちょっとややこしくて説明が難しいです。

 A LRPT off Line Decoder
  (本当は on Line なのではないかと思うのですが何故かこの名)
   これは、単体で立ち上げても機能しません。 SDRSharp内に、この Decoder
   と連携するバッチファイルを組み込んで動作させます。 当BLOG、現在この
   バッチファイルの組み込み方忘れています。調べる必要があります。
   PCのリカバリーで V.1331 が残っていたのが幸いでした。
   この Decoder で処理したのは画像化の元ファイル(raw:生)ですので、
   一旦、ファイルを保存します。受信が終わった時点でその操作をします。

 B LRPT Image Processor
   これは取得した画像データを最終段階で画像処理するプログラムです。
   rawファイルをこのプログラムから開きます。この Processor は、ラン
   タイムを別途ダウンロードしてインストールしておかないと動きません。

◇ AMIGOSサイト Downroad M2 LRPT Decoder.exe(Ver.2015.7.1.33)
  何回もダウンロードしたのですが、たぶんこれがそうです。

◇ LRPT Image Processorサイト Downroad その下に Installation とあり、
  サイトが紹介されていますが、そこから「runtime」セットをダウンロードし
  PC にインストールします。 この「runtime」を用意しないと、Processor が
  立ち上がりません。

   

【Download】 ダウンロード経過ですが、「off Line」の表記が取れた M2_LRPT_
Decoder がありますが、最新は この「offline」を使わないバージョンのものと
思えます。現在不確実ですので、後刻確認予定。

 

【仮説】  話は突然飛びますが、SDRSharp の中に「LRPT off Line Decoder」と
連携するバッチファイルが組み込んであるということは、QPSK Demodulator  に
チェックを入れ、「Start」を押した時点で自動で「LRPT off Line Decoder」が
立ち上がるのではないかと思ったことがあったのです。現状そうなっていないの
で、このことについては JH1OKL局とも議論しています。

◇ 今良く見ると、前のバージョンは ZIP でダウンロード→設定ですが、新バー
ジョンは いきなり「.exe」のアプリケーション(赤白青の市松アイコン)になっ
ています。ということは自動で立ち上がる可能性ありです。でも待ってください、
いずれにしてもバッチファイルは .exe にバッチを掛ける訳なので、自動で他の
ソフトウエアを立ち上げるようなことが SDRSharp に組み込める訳はありはしな
いことかもしれません。この点確認が必要です。

【Meteor-M N2】09:23JST 両端が歪んだ画像になっています。Image processor 
に掛けると、補正されて「Remapped」画像になるはずなのですが…。掛ける前の
画像をペイントで開くと、Remapped画像と同じです。

◇ 左下の画像は、JA0CAW局に rawファイルを送って、Remapped していただいた
画像です。右下の当Blog のは同じ Remapped画像なのに、明らかに両端の扁平が
直っていません。要調査。

     

【両端歪み解消】何のことはない、チェックが入っていないチェックボックスが
一つありました。LRPT Image Processor の最新バージョンには Setup があって、
生成する画像の種類が選べるようになっています。その下に correct geometry
のチェック項目があり直訳では「正しい幾何学」ですが、ここにチェックを入れ
ることにより、Meteor-M N2 が撮影した画像の両端の歪みが補正されるのです。
歪んだまま使うことはまずないので、補正する方をデフォルトにしておいて欲し
いと思いました。

     

【Meteor-M N2】19:04JST ◇両端歪み解決 夜間赤外線画像

【Meteor-M N2】20:42JST 夜間赤外線画像 両端にゆがみはありません。

     


U. http://blog.goo.ne.jp/je1cvl/d/20161011 (11 Oct.2016)

◇【Meteor-M N2 受信から画像作成までA】

 『実例』本日 09:03JST のパス

   【受信環境】

おさらいですが、基本的に次の三つのツールが PC にインストールしてあれば、
受信可能です。

 1. QPSK demodulator v1.4* がプラグインされている
    SDRSharp Ver.1331 ないしは Ver.1361
 2. LRPT off Line Decoder
 3. LRPT Image Processor

◇【Meteor-M N2 の信号復調】

 Meteor-M N2 衛星の信号を復調するには、専用の Demodulator を SDRSharp に
プラグインして復調します。

 @「QPSK Demodulator v1.4*」
   当Blog、今、単体が行方不明になっていますが、入手見込みあり。
   (JE9PEL/1 所有、乞.申請。 Add in Plugins.xml)
   <add key="QPSK" value="SDRSharp.QPSK.QPSKPlugin,SDRSharp.QPSK" />

 A「Meteor Demodulator*」
    AMIGOSサイトで紹介されていて、ロシア人が開発したプラグインですが、
   使わない方がいいと JH1OKL局は言っています。プラグインを試みたが動か
   なかったとのことです。(「*」は SDRSharp への後付けプラグインを表す。)

  【Meteor-M N2 復調余話】キャリアーロック』Meteor-M N2 は衛星ですから、送られてくる信号にはドッ
プラーがあるはずです。 ところが、SDRSharp の画面に表示されている周波数が
中心周波数の「137.900MHz」のままで変化せず、ドップラー追尾をしていないの
です。それでも、信号はキチンと受信出来ています。ロシアのプラグインの解説
を読むと、「キャリアロック」という言葉が出ています。恐らく、周波数が動い
ても、QPSK Demodulator に「Locked」と赤字が出た時点で ドップラーを含めた
周波数を捕捉しているのだと思います。簡単には理解出来ませんが、QPSKの位相
のずれを周波数変化と見て、「位相のずれ」をずれた方に直しながら受信するシス
テムなのかも知れません。


V. http://blog.goo.ne.jp/je1cvl/d/20161012 (12 Oct.2016)

【Meteor-M N2】08:43JST『Carrier Locked』

Carrier周波数がドップラーに応じて変化しています。137.900 + 3.5kHz くらい
から始まりました。 この周波数帯の Dopller としては、これくらいでしょう。
そして最大仰角時に Dopller量は「0」になるはずです。CALSAT32では 08:51JST
に最大仰角になると表記されています。しかし「分」表記では 60秒 の幅があり
ます。08:51'44秒の時、Dopller量が「0」になりました。51分台ですから表記は
合っています。この『キャリアーロックド』の仕組み、良く分かりませんが考え
て見ると凄いです。

◇ 画像は丁度を見計らって「プリントスクリーン」したのですが、25Hz 下がっ
  た表記になりました。「1Hz」オーダーで変化しています。

   

   

◇ 台風20号、Meteor-M N2の画像では近く感じますが、ひまわりの画像では遠く
  見えます。

【Himawari-8 real-time Web】

それでは、同じ「ひまわり」でもほぼ同じ時刻のこちらの画像ではどうでしょう。

 

◇ Meteor-M N2を追うことによって、いろいろ「考察」が出来ます。只追うだけ
  でなく、日々その辺をねらいとしているのであります。(以上. by JE1CVL)


《参考》

'Meteor-M N2 weather satellite, and SDR# Plugin' by JE9PEL
  http://www.ne.jp/asahi/hamradio/je9pel/meteorm2.htm


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