PCオーディオ編


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3.ファイルの形式とファイルの管理

ファイル全体の管理の観点からライブラリーの体系化。フォルダー、ファイル名の考え方、TAG情報の扱い。膨大なライブラリーとなることを前提に考えておく必要がある。

・ジャンル
特に音楽ジャンルについては、リッピング時に自動的にセットされてしまったり、いろいろなソフトでそれぞれが勝手なジャンル分けをしたりしているので、自分なりに整理方法を決め、あらかじめ取り決めたジャンルを設定しておかないと、同じミュージシャンがCDによって違うジャンルで分類されてしまうなど、後で楽曲の管理に収集が着かなくなってしまう。リッピング時には必ずジャンルを確認し、必要であれば訂正を加えるなど、PCに取り込む段階からしっかりと対応しておくことが肝要である。

・タグ情報と編集
楽曲のデータベース的な管理は原則として楽曲ファイルのタグ情報で管理することとなる ので、この内容もジャンルと同じようにしっかりとグリップしておきたい。再生ソフトでこのタグ情報を編集できるもの多いが、編集用のソフトウエアもあるので、これらの使い方などもマスターしておくことが望ましい。ジャンルのみならず、アーチストなどもリッピング時にCDDBからの内容が反映されてしまい、うっかりするとすぐ管理上の問題が起きてしまう。このような際に、リッピング時の情報を編集・上書きすることは必須である。

・フォルダー構成
基本的には、アーチスト、アルバムの階層構造でフォルダーを作成しておくこととなるが、その上の大きな括りとして、以下の観点からも分類しておくことをお勧めする。
1) ファイルの形式 (WAV、FLAC、MP3など)
2) サンプリング周波数
44.1KHzのグループと96KHz、88.2KHz、192KHzのハイサンプリングの2グループで良いと思う。当方は種々の再生ソフトやアップサンプリングの有無などを実験的に使用することが多いため、これらのファイルが混在していると、思わぬことで悩むことが多いため、分けて管理している。

・CUEファイル
再生ソフトウエアとしてcPLAYを使用する場合は、CUEファイルの作成を考慮しておく必要がある。CUEファイルというのはあまり一般的とは云えないが、比較的簡単な文法による音楽ファイルの記述なので、覚えておいて損は無いと思う。cPLAYに関連するサイトではCUEファイルを作成する簡便なソフトウエアをダウンロードすることが出来る。


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