オーディオ日記 第60章 音楽に抱かれて眠りたい(その12)2026年1月6日


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AIと戯れる:

オーディオ周りでは設定などを含めてこのところほぼ調整するところが無くなってしまい、オーディオ遊びは半ばお休み状態で専ら音楽を楽しむばかりの日々である。長らく「弄ること」に勤しんできた立場としてはある意味これは幸せなことなんだろうな~と思わざるを得ないけれど。現時点では急ぎ導入したいと強く思うほどの機器が無いこともあって、ネット情報をあれこれと眺めながら将来プランをのんびりと暖めていると云えば良いだろうか、、、

さて、我が家には何台ものラズパイが転がっているけれど、音楽再生用には(Symphonic MPD IIのBack-End用として)一台在れば事足りるので、その他のラズパイで音楽再生に係わるテスト(基本はお遊び)をすることもままあるのだが、プラグラミングなどを含む独自の環境構築などはスキルの不足もあって今までは極シンプルなものを除きあまり実践しては来なかった。そのようなことも背景にあって、余りもののラズパイを活用して実利用に供してみようと考えた。

先に、ブログ内容の文書化(PDF化)やサマリー作成を行ったのだが、この際のプラグラミングに関してAIのサポートをもらって(頼り切って?)案外とすんなりやりたいことが実現できたので、その勢いでちょっと懸案にしていた仕組み作りにチャレンジしてみようかと。AIの利用に関しては、ボケ防止となるかと考え日曜休日を除くほぼ毎日数学の課題に取り組んでいるのだが、その解法に納得が行かない、あるいはちょっと理解ができない、という時に懇切丁寧に疑問に答えてくれるので結構重宝して利用してもいる。

なお、今般作ってみたいものは「完全自動運用」のフォトフレームの仕組みである。フォトフレームに関しては大分前に、家族が集まった時に楽しめるようにとラズパイベースで撮り貯めた写真をテレビにスライドショー形式で表示する簡単な仕掛けを作った。これはラズパイの電源を入れれば、自動的に写真のスライドショーを開始、一定時間の後にシャットダウンするという単純なもの。電源のオン・オフについては人間が介入する必要があるので、ここが少々ネックなのである。また、フォトフレームには市販の廉価なものもあるが、写真の容量不足や完全なランダム表示が苦手だったりと探してみてもこれはというベストなものが見当たらないことも背景にある。

そこで、自動運用のキーパーツと考えている デジタルタイマー を導入して、毎日定刻に電源の自動オン、自動オフを行わせ、これをベースに一定時間だけ全くの介在無しに写真のスライドショーを行う仕組みに発展させてみようと考えた。なお、写真の表示はテレビではなく、11インチサイズのミニディスプレーを専用で使うスタイルを想定した。

家族のイベントや旅行などを中心に数万枚の写真(フィルムのものは既にネガをスキャナーにかけてデジタル化してある)のストックがあるので、これを数秒間隔にてランダム表示させるスライドショー機能が基本であることは以前のものと同じ。稼動時間帯は夕食の準備を始める辺りから、食事の終わる頃までのおよそ一時間半を想定する。仕組みとしては難しいものではないのだが、表示間隔や稼働時間を任意に設定できるようにしたいし、手動(iPADからの操作)にて任意に停止、再開できるようにもしたい。写真データはPCに保存しているものなので、ここから適宜送り込めるようにしたい、等々このような対応ができるラズパイシステムであれば良さげに思えてくる。

また、全くのランダムで写真を表示をさせていると、いつ、どこで撮った写真なのかわからない(忘れている)ことも多いので、写真におよその日付や場所の簡単なテキスト情報を入れておきたい。しかしながら、数万枚の写真に一枚、一枚画像加工してテキスト情報を入れることなどは作業量からしても問題外。幸いにも個々の写真は日付ならびに旅行等の場合は行き先などをフォルダー名として整理してあるので、そのフォルダー名をテキストとして写真に埋め込むような画像処理を一気にさせてしまえば良いだろう。写真一枚一枚のサイズは案外と大きいのでフォトフレーム用としては少し画素数を減じておき、ラズパイへの伝送や容量の考慮もしておきたい、等々の要望もある。

こうしたい、ああしたい、という希望は割とすんなりと出てくるのだが、、、さて、どうやってこの仕組を構築するか、あるいはどうプログラミングをすれば良いか、必要と思われるスキルは実のところあんまり(ほとんど?)無いのが実情。

そこで、AIとの対話により環境構築や仕様の固め、プログラムの機能設計と実際のコード作成などを行ってみた。このようなプロセスを通じてやはり驚くこととなったのは、AIのこちらの意図を理解する能力、そしてコンピュータに係わる情報の豊富さ、運用設計やプログラミングのツボに至るまで熟知していること。更には(実際にはほぼそのまま稼動できる)サンプルのプログラムコードまで生成してくれるのだ。一方で、使用する生成AIにもよるのかもしれないが、ちょっとおせっかいだし知ったかぶりをするタカビーなところもあるのはご愛敬か。

もしこれを一から自分の知識で環境構築、プログラミングをするとすればかなりの習得期間が必要となると思われるものが、(こちら側のある程度の理解能力も必要かもしれないが)かなりの短時間で完成できる。もちろん、サンプルコード等はすぐその場で動かして検証し、駄目出しをしていくなど進め方の要領もあるとは思う。

世間の情報から薄々は判っているつもりではあっても、いざこのようなことを行ってみると「AIの進化」を実際に痛切に感じることになる。もちろん適切に指示を出し、課題点を示していかないと十全な望み通りのものは出来ないかもしれないが、そこを上手くこなせば、こちらのIT知識の不足は充分カバーできてしまう訳だ。

この年齢ともなれば、新たなプログラミング言語の習得やOS等のソフトウエア機能の習熟などは相当にハードルが高いと思うのだが、このようにAIの支援を適切に引き出すような使い方をすれば、その労力の多くを不要とすることが可能となる。これはやっぱり凄いことだな~と実感する。

BGM的にまったりと音楽を聴きながら、寒い日にはこのような仕掛け作りもまた楽しからずや。

自家製ラズパイフォトフレーム:(pythonとshell scriptのソースコードは こちら 。再利用、改変などご自由に)
Raspi Phto Frame


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