Eversolo DMP-A10の研究:
明日(10月25日)には発表となるようなので、詳細の仕様は改めて確認という感じであるが、今回のA-10もなかなかのものである。DACチップについてはA-8同等のAK-4499EX(注記)を踏襲しているが、OCXOクロックの搭載や電源仕様など筐体自体を含めてより高級化の方向で、最早ネットワークストリーマというより「ストリーミング対応プリアンプ」というイメージである。A8も魅力的な仕様であるが、こちらは更にその上を行くので価格的には大分上昇するのではないだろうか。その点ちょっと気になるところ。
(注記:2024年10月25日)DACについてはESS 9039ProとFaceBookのEversolo情報(末尾画像参照)にあり。正式発表か不明なので今後確認を要す。また、内蔵可能なM.2 NVMe SSDは2枚。(注記終わり)
(2024年10月30日追記)Eversolo製品のページに
Eversolo DMP-A10
の情報が掲載された。(追記終わり)
基本的なレイアウトは踏襲しているがオーディオファイル向けに豪華?に:
入出力端子が豊富でプリアンプとしての方向性が強くなっているように思える:
Youtubeにて紹介されていたDMP-A10の内部:
現状のA8、A6比較での追加要素としては
1.SFPポートの搭載(これは欲しいと思うもの)
2.各デジタル入力に対して周波数補正を行った上でのデジタル出力
3.サブウーファ出力(当方にはニーズは無いがスピーカ構成によっては有用なもの)
というところで、ソフトウェアについてはマイナーな機器対応レベルで機能的な大改修はおそらく無さそう(追加機能となる部分は除く)。デジタル入力~デジタル出力に関してはまだ正確なところは未把握であるが、各種のデジタル入力も内部DSP(あるいはEQ)で周波数補正処理してから出力できるという「デジタルプロセッサー」的な使い方が可能となり、これはかなりのアドバンテージだし当方的には垂涎のもの。自動補正(Diracでは無く自社開発?)についても興味があるところなので、ここは正式発表を待ちたい。
それにしてもEversolo、次々と「欲しいと思わせる」製品を出してくる。当方としては2台目のA6が欲しいかも、というところにA8が出て来てしまいさてさてと考えているところで、続いてA10である。まぁ、価格もどんどん上がっていく(3,680米ドルとの情報もあり)ものと思われ、当初A6に抱いたような価格と機能・性能比での衝撃は薄れてしまうけれど、、、
FaceBook上のEversolo情報:(2024年10月25日追加分)
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