至福の弦楽四重奏:
モーツアルトの多くの楽曲の中でも弦楽四重奏は大好きなカテゴリでいろいろな演奏家の音源を楽しんでいるのだが、この弦楽四重奏というのはオーディオ的には案外と再生が難しいとも感じきた。鮮度を追う余り近接録音すぎると緊張感が出てしまうし、さりとて弦楽器のディテールが感じられないものは物足りなくなる。豊かなホールエコーと個々の楽器のリアリティーの両立が不可欠で、そのバランスがとても大事だと思う。
オーディオ音源についてあまり紹介することはないのだが、今回は敢えて現在当方のお気に入りである「Armida Quartet」を紹介しておきたい。このカルテットの詳細は
こちら
に。モーツアルトの弦楽四重奏曲については現状以下の4アルバムあるのだが、いずれも素晴らしいクォリティ。弦楽四重奏を聴く至福がここにあると思う。
左から順にVol.1~Vol.4の各アルバムのカバーアート:
当方は音楽的教養は皆無に等しく、楽器そのものの音色やクラシック音楽家の演奏の良否を語れるほどの知見はないのだが、気持良く聴ける音源という観点であってもこれらのアルバムはどれも秀逸でオーディオ的に納得できるもの。
なお、密林音楽ではいずれも24bit/96KHzのハイレゾ音源で提供されており、ストリーミングだからという音質に係わるイクスキューズは最早ここでは不要。是非是非ストリーミングでお手軽に、このモーツアルトを堪能してみていただければと思う次第である。
4way MW16TX構成の設定暫定値(2021年10月6日更新)
項目 |
帯域 |
備考 |
Low |
Mid-Low |
Mid-High |
High |
使用スピーカー ユニット |
- |
Sony SUP-L11 |
SB Acoustics MW16TX |
Sony SUP-T11 |
Scan Speak D2908 |
- |
能率 能率(90dB基準相対差) |
dB |
97.0 (+7.0) |
87.5 (-2.5) |
110.0 (+20.0) |
93.0 (+3.0) |
|
DF-65の 出力設定 |
dB |
+0.7 |
+0.7 |
-10.5 |
+4.7 |
|
マスターボリューム アッテネーション |
dB |
-9.0 |
-3.0 |
-3.0 |
-5.0 |
|
パワーアンプでの GAIN調整 |
dB |
0 |
0 |
-12.0 |
-12.0 |
|
スピーカーの 想定出力レベル |
dB |
88.7 |
85.2 |
83.5 |
80.7 |
|
クロスオーバー 周波数 |
Hz |
~ 160 |
160 ~ 710 |
710 ~ 3550 |
4000 ~ |
High Pass ~ Low Pass |
スロープ特性 設定 |
dB/oct |
flat-48 |
48-48 |
48-24 |
24-flat |
|
DF-55 DELAY 設定 |
cm |
-10.0 |
+28.0 |
-37.0 |
+27.0 |
相対位置と 測定ベース |
極性 |
- |
Norm |
Norm |
Norm |
Norm |
|
DF-55 DELAY COMP (Delay自動補正) |
- |
ON |
自動補正する |
DF-55デジタル出力 (Full Level保護) |
- |
OFF |
保護しない |
|