オーディオ日記 第51章 行く道は果て無く(その18)2021年5月30日


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Bluesound Nodeの新モデル:

ちょっとうっかりしていたのだが、2021年5月10日にBluesound Nodeの新モデルが発表された。Node 2iの後継となる Bluesound popular Node である。日本でのアナウンスは未だ無いが、北米やヨーロッパでは2021年6月上旬より出荷開始となる。CPU(1.8GHzへ増強)やDAC(384KHz対応)などの諸性能のアップが図られている。

構成的には正常進化系と見られて、形状などの大きな変化は認められない。機能も基本はBluOSベースなので従来機のNode 2iと差別化されていることはなさそうで、この点は既存のNode 2iユーザーは安心して良いのかもしれない。(新たにUSB出力が追加されているので、これにより384Kまでのデジタル出力が可能とも思われるが確認できていない)

当方はS/PDIF出力でしか使用していないので、デジタル出力まわりの音質向上が気になるところ。元々デジタルトランスポート専用というものではないし、549ドル(米国価格)と価格もほとんど据え置きなので、ここは過大な期待は禁物かもしれない。一方でCPU能力が現状の1GHzから1.8GHz(4コア)へと大分パワーアップされる点はスピーディな操作性の観点やMQA対応の負荷などを考慮するとありがたい点だと思う。なお、 参考記事 等はあるが出荷開始前なのでまだレビューなどは見当たらない。

(2021年6月16日追記)
ここに かなり詳細な紹介とレビューあり。(追記終わり)

ちょっと気になっているのは電源系の変更の有無(現状は5V、3A程度)で、これは電源基盤を 換装 して使用しているためにこのインターフェースカードや外部電源ユニットがそのまま新モデルに適用できるのかどうかという点。しばらくすればこの辺りの情報も出てくるだろうし、仕様が異なるなら Fidelity Audio からも対応製品が出てくると思われるので改めて問い合わせをしてみてみようかと。

(2021年6月16日追記)
上記にて追記したレビューによれば電源はNode 2iとは異なっているとのことで既存の電源インターフェースカードとは互換性が無い可能性が高い。なお、Fidelity Audioでは新Node対応の 電源インターフェースカード が早速Coming Soonとなっている。素早い対応はありがたい。電源仕様(5V、2A)は変わっていないので電源ユニット自体は使いまわせそうである。(追記終わり)

期待値としては音質をブラッシュアップしたデジタル出力専用機ならば、、、とも思うのだがやはり価格も含めてターゲット層の違いもあると思うのでこの辺りはやむを得ないか。現状のNode 2iの我が家での稼働がますます増えている状況を考えると、こちらへ移行してもいいかな、とも思案している。


                 4way MW16TX構成の設定暫定値(2021年5月27日更新)
項目 帯域 備考
Low Mid-Low Mid-High High
使用スピーカー
ユニット
- Sony
SUP-L11
SB Acoustics
MW16TX
Sony
SUP-T11
Scan Speak
D2908
-
能率
能率(90dB基準相対差)
dB 97.0 (+7.0) 87.5 (-2.5) 110.0 (+20.0) 93.0 (+3.0)
定格値
DF-65の
出力設定
dB +0.7 +0.7 -10.5 +4.7
マスターボリューム
アッテネーション
dB -9.0 -3.0 -3.0 -5.0
各チャネル毎の設定
パワーアンプでの
GAIN調整
dB 0 0 -12.0 -12.0
 
スピーカーの
想定出力レベル
dB 88.7 85.2 83.5 80.7
合成での
出力概算値
クロスオーバー
周波数
Hz pass

250
250

1000
1000

3550
4000

pass
Low Pass

High Pass
スロープ特性
設定
dB/oct flat-96 48-24 24-24 24-flat Low Pass
High Pass
DF-55 DELAY
設定
cm -10.0 +28.0 -37.0 +27.0 相対位置と
測定ベース
極性 - Norm Norm Norm Norm  
DF-55 DELAY COMP
(Delay自動補正)
- ON 自動補正する
DF-55デジタル出力
(Full Level保護)
- OFF 保護しない

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