SONY SUP-L11、T11ユニットの資料:
拙ブログに頻繁に登場するSUP-L11とSUP-T11というユニット、バブルの頃にSONYが威信を懸けて開発した所謂プロ用ユニットであるがそれなりにオーディオファイルにも受け入れられた銘機。生産が終了して既に20年程は経つものと思う。現在でもググればいろいろな情報を見ることができるが、たまたま資料を整理していたら、同社の公式パンフレットが出てきたので、散逸させてしまってもいけないと思い、ここに資料を残しておくこととした。
こちらに詳細のPDF版
このユニットに憧れていたころ、何度この資料を読み返したことか、、、今でも極たまにオークション等で見かけるのだが、当時の定価以上の値が付けられていることも多いようだ。我が家ではWoody&Allenさんに製作いただいたエンクロージャと円形ホーンで最早家宝状態となっている感があるのだが、決してビンテージ品ということではなくバリバリの現役である。導入当初のように2wayあるいは2way+スーパーツィータ構成ではなく、現在は4wayと化しているが、それでも主役の座は揺るがない。
エンクロージャに収めた状態と製作時寸法図:
覚悟というほど大袈裟ではないのだがやはりこのユニットと添い遂げることになるのだと思う、、、
4way MW16TX構成の設定暫定値(2020年11月2日更新)
項目 |
帯域 |
備考 |
Low |
Mid-Low |
Mid-High |
High |
使用スピーカー ユニット |
- |
Sony SUP-L11 |
SB Acoustics MW16TX |
Sony SUP-T11 |
Scan Speak D2908 |
- |
能率 能率(90dB基準相対差) |
dB |
97.0 (+7.0) |
87.5 (-2.5) |
110.0 (+20.0) |
93.0 (+3.0) |
|
DF-65の 出力設定 |
dB |
+0.0 |
+0.0 |
-11.0 |
+6.0 |
|
マスターボリューム アッテネーション |
dB |
-9.0 |
-3.0 |
-3.0 |
-5.0 |
|
パワーアンプでの GAIN調整 |
dB |
0 |
0 |
-12.0 |
-12.0 |
|
スピーカーの 想定出力レベル |
dB |
88.0 |
84.5 |
84.0 |
82.0 |
|
クロスオーバー 周波数 |
Hz |
pass ~ 160 |
160 ~ 900 |
900 ~ 3150 |
4000 ~ pass |
Low Pass ~ High Pass |
スロープ特性 設定 |
dB/oct |
flat-24 |
24-24 |
24-18 |
24-flat |
Low Pass High Pass |
DF-55 DELAY 設定 |
cm |
0.0 |
+35.0 |
-35.0 |
+25.0 |
相対位置と 測定ベース |
極性 |
- |
Norm |
Rev |
Norm |
Norm |
|
DF-55 DELAY COMP (Delay自動補正) |
- |
ON |
自動補正する |
DF-55デジタル出力 (Full Level保護) |
- |
OFF |
保護しない |
|