オーディオ日記 第42章 枯淡の境地を目指し(その17)2018年9月23日


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このところ、次は何をしよっかな~とつらつら考えながらもただひたすらに音楽を堪能している状態が続いている。老いあるいはボケの兆しなのかもしれない、、、とちょっと心配にもなる。

これは一方で現在の構成と設定の音にそこそこ納得してしまっている部分もあるのだが、現実として廉価かつ効果的?という命題を考えるとあまりプランがないのだ。もちろん抜本的なことも含めて大枚を投じる施策も密かに(僅かに?)抱いてはいるのだが、大抵の場合「現状の不満」が次へと駆り立てる原動力となるので、その部分が少ない(=燃料切れ?)という状況なのかもしれない。

「デジタルトランスポート」の部分については、次を考えておいた方が良いと認識している。現状のJPLAY Dual PC(時にTriple PC)の音が今まで煮詰めてきた成果を感じさせてくれるので、これと対決させて自宅での比較試聴を行っていかねばならないであろう。そう思いつつも腰が上がらず、聴き専で最近はまっているのは音源データベースにある楽曲の全曲ランダム再生である。

システムの音に疑問や不満を感じる時は聴き慣れた(耳タコの?)所謂テスト音源を繰り返し聴くことも多い。だがこれはオーディオの楽しみ(あるいは苦しみ?)であって、音楽を優雅に聴く楽しみとはちょっと違うように感じている。手持ちの音源を端から端まで聴く、というのはその量から考えてなかなか難しいのであるが、久しぶりに聴くアルバムや曲に感動してしまうことはよくある。また、音源とシステムの相性みたいなものもあって、何か合わないな~と思う曲はあまり聴かなくなってしまうことも多い。だが、出音がある程度納得した状況になってくると、そういう曲にも改めて感動してしまうこともある。

元々ジャンル別に長大なプレイリストを作成し、それをランダム再生させることが可能な環境を指向してきたのだが、楽曲データベースにあるすべての曲をランダム再生させる、ということは以前はほとんどしていなかった。また、このような指示ができるコントロールアプリ)が少ない、という現実もある。

DLNA/OPEN HOMEのコントロールアプリではそもそも1000曲までのプレイリストしか投入できない仕様である。これは一般的なKinskyだったりfidataをコントロールアプリとして使用している場合は全曲ランダム再生が実現できないことを意味する。この辺りの仕様の制約を知っての上でなのかもしれないが、楽曲データベースの全曲からその都度30曲をランダムにピックアップしプレイリストに投入する、という仕組みを実現してくれる Upplay というコントロールアプリがある。UpplayはJPLAYユーザーであれば良くご存知かもしれないが、これを使えば全曲ランダム再生の極楽(?)が可能となる。(蛇足ながら全曲を通して聴いたことはありませぬ)

右クリックにてRnadom play by tracksを指定 :


(注記)この画像ではプレイリストに対するランダム再生指示。全曲の場合は全アイテム(曲)に対して同様に指示する。

ただ残念なことにUpplayはLinux、Windows環境下で稼働するソフトウエアで、iPAD版はない。モニター、マウス、キーボードレスの環境でUpplayを使用するためにはiPADからControl PC(あるいはServer PC)にリモートデスクトップでログインし、Upplayの起動とランダム再生の指示をしてあげる必要がある。ま、ひと手間余分になるが、これは最初だけなので許容範囲と云えるかもしれない。


4way構成の設定備忘録(2018年9月23日更新)
項目 帯域 備考
Low Mid-Low Mid-High High
使用スピーカー
ユニット
- Sony
SUP-L11
FPS
2030M3P1R
Sony
SUP-T11
Scan Speak
D2908
-
スピーカーの
能率(相対差)
dB 97 (+7) 90 (0) 110 (+20) 93 (+3)
定格値
DF-55の
出力設定
dB 0.0 0.0 +1.7 +5.5
Analog Att
OFF
マスターボリューム
アッテネーション
dB -4.0 0.00 -10.0 -0.0
各チャネル毎の設定
パワーアンプでの
GAIN調整
dB 0.0 0.0 -12.0 -12.0
 
スピーカーの
想定出力レベル
dB 93.0 90.0 89.7 86.5
合成での
出力概算値
クロスオーバー
周波数
Hz pass

200
200

630
630

2500
2500

pass
Low Pass

High Pass
スロープ特性
設定
dB/oct flat-48 96-48 96-48 48-flat Low Pass
High Pass
DF-55 DELAY
設定
cm -10.0 +15.0 -38.0 +23.0 相対位置と
測定ベース
極性 - Norm Norm Norm Norm VoyageMPD
環境下
DF-55 DELAY COMP
(Delay自動補正)
- ON 自動補正する
DF-55デジタル出力
(Full Level保護)
- OFF 保護しない


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