オーディオ日記 第38章 つぎなるものは(その14)2016年8月25日


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Dante Audio Networkを再生アプリとデバイスドライバーの観点からいくつか実験してみた。まずはJPLAY StreamerでDante Audio Networ経由再生中の下記の画面をご覧いただきたい。(再生アプリはJPLAY推奨のupplayを使用しシンプルに行っているが、もちろんiPADからのKinsky、KAZOOも可)

JPLAY Streamerで再生中(単体PCモード):


当初はJPLAYとの連携は取れないものと(多少の思い込みで)想定してしまっていたが、再生アプリケーションとDante Driver(ここではVirtual Audio Cable)の関係を今一度整理してみつつJRMC、foobar2000、JPLAY StreamerとDanteの位置関係を下記に纏めてみたのだが、JPLAY自体はWASAPIをサポートしている(推奨のKernel Streamingではないが)ので、JPLAYでも動くはずでは?と思えてきた。また、JPLAYのサポートデスクからも情報をいただいたので、とにもかくにも環境を作ってテストしてみた次第である。

アプリケーションとDante Driverの関係:


JPLAYの設定画面は以下の通りで、WASAPI経由の「Virtual Audio Cable」を指定。WASAPIなので、ULTRAStreamではなく、Xtreamとなる。

JPLAY設定内容:


また、Dante Audio Networkへの送り出しは一律に176.4KHz/24bitとする必要があるので、Mimin Serverからffmpegを呼び出し、FLAC形式、DSF形式(DSD)とも にここで一律に176.4KHz/24bitへ変換している。環境設定などに多少悩むかな?と覚悟はしていたのだが、全くもってすんなりと「音出し」が成功した。前回の日記ではJPLAY Streamerでの対応はできない、と(実験もせずに)早まって記載してしまったが謹んでここに訂正させていただく(大汗!)

さてさて、やれやれ。で、、、Dante Audio Networkを腰を落ち着けて比較試聴する構成を決定しなければならない。JRMC、foobarもiPADからのリモコンアプリはあるし捨てがたいのであるが、やはりここはJPLAYであろう。比較試聴用にJPLAY Streamer(単体PCモード)の環境も作ってあったのでこれはちょうど良い塩梅である。相似的な環境での比較の方が厳密性もあってより好ましいであろう。

ぱっと聴いた限りでは、、、、Dante +JPLAY、いい感じ(!)である、、、、


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