オーディオ日記 第35章 賢者の導き(その13) 2015年 7月15日


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シュワちゃんが完全復活となった ターミネーター最新作 をイオンシネマで見てきた。

映画館の音は目指すオーディオの方向とは少し違うのであるが、それはそれで爽快感があり3D映像と最新のDolby Atmosの爆音を堪能してきた。スピーカーも側面、天井に数多く配置され音がそれこそ飛び回る。この音量は我が家の環境ではどうやっても出せないレベルであるので、ひたすら音圧の快感(?)に身を任せているしかない、、、

さてもターミネーターという映画はシュワちゃんあってのものと再確認する。大活躍した1と2の正当なる続編とも云えるであろう(3と4は明らかな駄作であるのだが)し、年齢を重ねてとても良い味を出している。

1と2のオマージュとも思える箇所が随所にあり、シュワちゃんファンとしては感激もひとしお。物語自体はあまり難しく(深く?)考えずに展開を楽しめば良いという感じ。ちょっと傑作なのは悪の根源となっているはずのスカイネット(本作ではジェネシス)の本拠地が何とシリコンバレーにある実際のオラクル本社であること。外観のみならず、オフィスの入り口などもセットではなく本物が撮影されているのだ。ま~、シュワちゃんはカリフォルニア州知事でもあったことからラリー・エリソンの理解や承認が得られたものなのかもしれない。

なお、本作のさらに続編があると臭わせるところもあり、そうなれば楽しみでもあるのだが、映画界として世を騒がせるような新しいシリーズが生み出せていない点にはちょっと不満もある。しかし、今年の12月封切り予定のスターウォーズもこれで7作目となるのであるが、やはりこれも待ち遠しい。日本には寅さんや釣りバカなど5作や7作どころではない不滅のシリーズがあるので、永遠のマンネリズムも捨てたものではないか。


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