オーディオ日記 第33章 原点への回帰(その7) 2013年8月 5日


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Bug Head Emperor が久々にアップテートされ、2.19となった。

(注記)8月7日時点でさらに2.22へアップデートされた。並列処理などの見直しにより、処理速度が3割から2倍くらい向上しているとのこと。CPU大喰らいのソフトなので、これもありがたい。

アップデートの内容はいくつかの細かい修正であるが、スローボイスバグが直ったことやプレイリストのランダム再生がサポートされるようになったがことがポイント。その他の大きな機能変更や仕様変更は無い模様。インストール時に一緒に展開されるPDFドキュメントも一新され、より詳細になっている。アップデート自身は「セッティング」オプションから展開される画面で、更新を選べば自動ダウンロードしてくれるので、非常に簡単である。(更新版のインストールが開始されたらBug Headを忘れずに停止する必要あり)

今回追加されたランダム再生の機能は当方にとっては大変ありがたいものである。早速アップデートし、現在Bug HeadでEuropean Jazz Trioの5枚ほどのアルバムをまとめてランダム再生で「ながら聴き」しつつこの日記を書いているが、やはりこの音楽再生ソフトウエアの音は頭ひとつ以上抜け出ている。PCオーディオ愛好家には避けて通れない秀逸なものだと思う。

昨日も audio funさん 宅でのオフ会にて、BugHead再生の試聴をしていただいた。持ち込んだのはノートPCなので、パワー不足もあって2倍アップサンプリング止まりであったが、普段から聴き慣れた音源も素晴らしいパフォーマンスで再生してくれた。もちろんこれはこのお宅のシステム全体の再生能力(エールドライバー+ALTECダブルウーファーによる4Way構成をDEQX HDP4を介してのマルチアンプ駆動という豪勢なもの)が圧巻であることにもよる。

PCオーディオに関しては、結局のところ、このBug HeadとVoyageMPD(ALIX3D2ベース)、そしてAudioGateという3本立てが続いている。本気モードのBug Head、リラックス&楽チンモードのVoyageMPD、DSDをPCM変換して聴く場合などのAudioGate(ちなみに我が家ではデジタル信号を直接デジチャンにインプットしているので、DSDをNativeでは再生できないのだ)という使い分けであろうか。しかし、Bug Headがランダム再生をサポートしてくれるようになったので、こちらでもリラックスモードの再生が可能となった。ランダム再生というのは、異論のある方もいらっしゃるかもしれないが、膨大な音源から適当に自動再生してくれるというのは当方にとっては大変ありがたい機能である。これにより、ともすれば毎日が音楽漬けになってしまう心配点もあるのだが。


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