オーディオ日記 第31章 夢の中へ(その7) 2012年10月6日


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待ちに待った新しいエンクロージャーとホーンが我が家にやって来た。

遠路はるばる Woody&Allen工房 のマスターが直々に持参し、ユニットのインストレーションを行ってくれた。超重量級のSONYのユニットを組み込むための工夫があちこちにされている。とにかく工芸品そのものの作りで見ているだけで惚れ惚れとしてしまう。

左サイド、ユニットの組み込みが完了
New Enclosure 01

右サイド、Woody&Allen工房のマスターによるインストレーション
New Enclosure 02

Woody&Allen工房のマスターの最終チェック
New Enclosure 03

設置完了。 見事な面構え!
New Enclosure 04

本日ゆるゆると音出しをしているが、まだまだポン置き状態に近いので本領発揮とはいかないが、小音量でも音痩せせず浸透力のある音楽を聴かせてくれる。旧エンクロージャとホーンで仕上げた設定はまた一からやり直しである。ある程度納得の音に仕上がるにはそれなりに時間がかかりそうであるが、まあそれが楽しみでもあるので、あせらずに追い込むこととしよう。

なお、懸案の電子式ボリュームについて試聴機を AudioWorks から借用し、合わせて評価を開始しているが、なかなか良い音がする。借用した機器は2ch用なので、3wayの全帯域で評価することは無理であるが、個別に低域や中域に使用して確認テストを実施している。特に中域、高域に使用した場合に音楽に清々しさが感じられるようにもなり、これは好ましい。デジチャンをコアにして音の出口が大分固まったので、徐々に上流に向かっていこうと思う。

ところで、デジチャンのDF-55であるが、HS-LINK端子が付いているのでDSD信号のテストをしようと思い、為念仕様を確認したらHS-LINKにもかかわらず入力信号はPCMしかサポートしてないように書いてある。妙だな?と思い、メーカーサイドに確認したところ、何とDSD信号はサポートしていないと。HS-LINKは基本的にDSD信号用(一部にはDSDをPCMにコンバートして出力するものもあるが)のはずであるのに、何のためのHS-LINK端子なのか?デジチャンへのデジタル入力の利点をSACDでも享受しようとテストを考えたがこれは空振りに終わるどころか、対応していないとは。せっかくのSACDなのにアナログ信号へ戻した後、さらにPCM変換してしか聴けないとは。デジチャンの思わぬ落とし穴。デジタル入力ではPCM音源しか対応できない。うむむ、である。


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