オーディオ日記 第26章 さらなる高みへ(その10) 2011年3月27日


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EM-DAC 4399 OctとAntelope Isochrone OCXが相次いで到着した。
Antelope Isochroe OCX & EM-DAC 4399 OCt

DACについては、ワードクロックへのチャレンジを含めてEM-DAC 4399 Octの導入に踏み切ったこともあり、現行のEM-DAC 4399Q2とはあまり大きな変化はないあろうと考えていたが、少し予想を嬉しい方向に裏切られた。使用しているチップも(数は違うが)同じだし、設計・製作者も同じ。また部品についてもQ2とは大幅に変更してはいないとのことであったので、漠然とそう考えるのも自然と思う。もちろん、まだ充分なエージングが終了していないこともあり、軽々に音の判断は出来ぬとは思うが、音の出方が少し違う。低域がよりしっかりしており、音の実在感、リアリティがかなり増している。高域方向の素直さや伸びはほとんど変わらないと云えるが、微妙な空気感・音場感があり、弦の漂いがとても良い感じ。また、音楽のボディとなる帯域にやせた部分がなく、モーツアルトを聴くのがなんとも楽しい。再度EMISUKEさんに感謝である。今日の日曜の午後はエージングを兼ねて、フルに音楽を楽しもうと思い、モーツアルトの弦楽四重奏を聴きながら、この駄文を綴っている。

一方、クロックジェネレータに関しては、最低でも電源投入後3時間は我慢(ネット上の情報では4日待て、との説もあり)とのことなので、クロックのディストリビューションをせず、暖めている状態。後ほど、接続したら、またインプレッションの続きを記載することとしよう。


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