オーディオ日記 第25章 アナログ(その15)2010年9月9日


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昨日、PCによる再生でVEGAを聴いていて、高域に僅かなノイズが乗っていることを確認した。特にツィータユニットに耳を当てるとはっきりと確認できるレベルである。愕然としたが、いろいろと切り替えてみると、PCの電源が入っている状態で発生している。これは、ソースの入力セレクター位置には関係せず、途中の経路で発生しているようなノイズではなく、さらには音量位置も関係しないので、アンプがPCからのノイズを拾ってしまっている状況にあると思われる。従い、PC電源がオフであれば本ノイズは発生しない。PCのソフトウエアや途中のデジタル機器、アンプ等から常に発生しているものではないので、一応は一安心した次第であるが、それでもこれは改善しなければならない。おそらく、であるがポイントはPCとアンプ(P-360)の位置が近いことが影響していると考える。厳密にはプリ側が影響受けているのかもしれないが、そこまでは、確認はできていない。メインシステムでの再生時にはP-360は低域の駆動用に使用しているので、この高域のノイズは出ていない。P-102側から出ていないので、基本的にはプリ側は無罪と推測している。なお、一番の解決策は設置位置を変えることであるが、現状のラック構成と位置では適切な場所がどう考えても工面できない。下手な位置に置くと、設定・接続変更等の作業時にお手上げ状態となってしまう恐れがある。なお、ノイズの原因がPC内のCPUやDISKなのか、あるいはFANなのか、場合によっては無線LANデバイスなのか、現時点では見当がついていない。電源関係が本来一番臭いのであるが。その他の犯人として、無線LANというのも無さそうで、あり得るかもしれない。ノイズが一定音ではなく、ある規則性を持ったインターバルでの発生となっているためである。いずれにせよ、これはこれで困ったことでもあるので、原因の確認と対策をしっかりと行っていきたいと考えている次第。このノイズが再生音にどこまで悪影響をあたえているのかは判然とはしないが、気持ちの良いものではないし、「澄んだ高域」と云う観点からはやはりきちんと排除しなければならないと思う。基本的な考え方としてPCとオーディオ系の機器の相性はやはり宜しくないのかも、と改めて考えつつも既に今日ではPCに取り込んだFLAC、MP3等のファイルの再生には不可欠な存在となってしまっているため、PCを排除して考えることはもはやできない。とすれば、多少の不便を忍んでも、設置場所、位置のアレンジをし直すこととなる。9月上旬とは云え、現在は猛暑状態が続いているため、とても配置位置の変更等の作業行う気にはなれないがいずれ秋の気配となったタイミングでは、原因の確認と排除、必要であれば、配置の組み換え等をやってみようと考えている。(後日の確認で無線LANが原因ではないことが確認できた。やはりPC本体からのノイズを拾っているようである)


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