アナログに関していろいろと「復活的な?」チャレンジをしているのであるが、GT-2000、YOP-1、FR-64という組み合わせが非常にマッチしているというか、安心して聴ける音を出してくれる。また、カートリッジもAT-150MLXの新品を調達して使用しているので、スクラッチノイズも目立たなくなり所謂アナログの音を堪能している。あまり聴くことのないJAZZ系のレコードを引っぱり出してトライしているが、これらも思った以上にリラックスできる良い音である。この辺りはいろいろな相乗効果もあるようなので短絡的にこれが良かった、と云う訳ではないと思うが、このアナログの取り組み全体としては正解であったように考える。オークションで尾崎豊の初期のアルバムを手に入れて、CD(その後BLUE-SPEC CDというのも手に入れた)との比較などもしている。レコードは当然かなり古いので、程度も良くない(その分安かった)。最初に再生した際はかなりのノイズで、これは駄目かな?とも思ったが、レコード洗浄(今回はガラスクリーナーをたっぷりと使用してみた)を行ったところ、結構クリーニング効果が感じられ、それなりにノイズの低減もできたようで安堵している。今後この手段は他のレコードにも結構使えると考えている次第。ただし、やはり洗浄後の再生では針先のゴミの付着に神経を使う必要がでてくるが。なお、この古い「17歳の地図」が何とも心地良く再生できるのである。もちろん、完全には洗浄しれず、当然傷もあるので、それなりのノイズは残っているのであるが、元々の曲や録音の良さに加えて、何とも「ほっとするような」温かみのあるボーカルを聴かせてくれる。音量のせいもあるかもしれないが(CD再生ではついつい尾崎豊は大音量にしてしまうので)、CDより優しい音がする。(多分に気のせい、気分的なもの、とは思っているが)
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