オーディオ日記 第25章 アナログ(その3) 2010年4月11日


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GT-2000は今週水曜日の到着予定であるが、昨日現行のアナログプレーヤのメンテナンスを実施した。これはGT-2000にFR-64を取り付けるためのアームベースをインターネット経由で注文しようとしていたのであるが、各部の採寸をするために一度取り外すこととなり、この機会にアームの磨きをかけ始め、ターンテーブルの手入れから、キャビネットの再塗装まで勢いで実施してしまった。DP-3000については自力で起動しなくなっていたため、やや諦めの気分あり、それも手伝ってのGT-2000の購入であったが、CRC-556と若干のオイルをスピンドル部分に注入することにより、かなりスムーズに回転するようになり、自力での起動もばっちり、回転も安定した感じである。キャビネットは余っていた黒の塗料で二度塗り。ばっちりとまではいかないが、まあまあの見栄えとなったか? さて、再度組み上げてのアナログレコードの音であるが、これが何とも心地よい。メインシステムで(日曜日の昼間なので)やや大きめの音でボーカルもの、オーケストラを聴いたが、最近のメインシステムのセッティングが決まっているのか、非常に音楽を楽しめる。もちろんアナログレコードによっては若干のスクラッチのノイズその他雑音はやむなしなのであるが、それを補って余りある雰囲気の良さに改めて感心した次第。奇しくもこの新章では「アナログ」という章のタイトルとしたが、何とも贅沢な状況となってきた。現用機でも相当良い具合だし、これにGT-2000が加わることになる。現用機を2階のパソコンルームでデジタル化、パソコンへの取り込みの専用機として使用する手もあるし、オークションで売却という選択肢も考えられる。あるいはGT-2000自体を購入価格より高く売れるのであれば売り飛ばす、という手もあるかもしれない。いずれにせよ、急にアナログ環境が充実してしまったので、PCへの取り込みと合わせて、久しぶりにアナログレコードを楽しもうと思う。はるか昔に感激したショルティのマーラー第四番が新鮮に蘇えり、あまり音の古さを感じることもなく、音楽に浸れる。この辺り、またアナログの良さかもしれない。合わせてレコードの整理もしっかりしておこうと思う次第。


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