オーディオ日記 第24章 回帰(その2)2009年11月 7日


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PCからの再生についても、SRC2496を経由することとした。PC上で96KHzにアップサンプリングしたものを、SRC2496にて同じ24Bit96KHzにリサンプリングさせている。従来、PCからの再生にて若干ながら不満のあった透明感、鮮度が大いに改善されたと感じる。PC上でのアップサンプリングの要否については、不要では?とやや疑問なしとはしないが、SRC2496にてリサンプリングした音に軍配が上がる。ちょっと不思議なのは、MP3形式のファイルでもまあまあの音となっていること。もちろんFLAC形式でのロスレス圧縮の方がベターとは思うが、この設定で聴くMP3ファイルも捨てたものでもない。こうなるといよいよDG-48の購入は先送りとなってしまいそうである。というか、DG-48への強いニーズが今のところは見出せない、という感じ。

なお、オークションサイトにてFR64アームに換装したGT2000Lの出物があり、これにはかなりの触手が動いている次第。もともとアナログ再生用にプレーヤーの買い替えを実施したいのであるが、GT2000のアームについては率直に言って期待感が薄く、現行のFR64を継続使用したいと考えていたが、アームの換装のためには規定サイズのアームベースが必要となり、これを別に調達するとなるとアームベースだけでもそこそこの価格になってしまう。今回の出物はGT2000LにFR64用のアームベースとFR64FXというアームがセットになっているもの。当方としては、アームはあるので、付属アームは不要なのであるが、一旦購入し、後で売却してしまうことも可能なので、ちょっと狙いたいと考えている。しかしながら、最終的な価格はかなりなものとなりそうなので、競り落とせるかどうか、微妙なところ。現行機器のDP-3000についはもはや回転トルクが不十分であり、アナログ再生がいつ不可能となるとも限らないので、適当な時期には次の機器の手配をしておかねばならないと考えている。ただし、そこまでしても、アナログ再生をどの程度頻繁に行うかは、現状かなり微妙である。もちろん、LPレコードのデジタル化はほとんど進んでいないので、これをやっておく必要はあるし、DP-3000がある日お陀仏となれば、それはそれで困ってしまう。まあ、この手の悩みどころがあるというのは、それはそれで楽しいものであるが。果てさて。


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