オーディオ日記 第22章 新たなる旅立ち(その9)2009年1月12日


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本日にはDG-48を返却しなければならないので、補正の設定は変えずに音の聴き比べを行っている。さすがにDG-48の音は低域にちゃんと力があり、それでいて全体が柔らかく十全な音である。やはりこれはDACを含めた全体の差であろう。もちろんアップサンプリングした音で聴いている。DEQ2496では少し音が軽くなり、多少けばだった感じがしてしまうことはやむを得ないか。44.1KHzでしかDC-91は比較できないのであるが、云わばこれはDG-48とDEQ2496の中間の音。これだけ聴けば、まずは十分な音とも思える。DG-48にかなわないのは少し残念であるが、であるが故にDG-48を購入する価値と意義があろうかというもの。この記録を書きながら、接続を変更しつつ聴き比べている訳であるが、やはりDG-48はいずれは手に入れたい機器である。 さて、2階のPCルームの測定と補正を行ってみたが、こちらはややS-955の衰え感じないわけにはいかない結果となった。特にアッテネッターの辺りのガリにより音が出たり出なかったりの状態が発生しており、また、音自体にも、左チャネルの低域、右チャネルのリボンの帯域の両方に変に付帯音が出ている。また、測定の結果もこれは部屋の影響かどうかわからないが、左右でえらく違う。これをDG-48は無理やり補正できてしまうところが素晴らしく、まあ補正後に出てくる音にも説得力がある。一応、この状態での再生周波数の状況を記録したので、いずれDEQ2496を2階用にコンバートできる状況になったら、この記録をベースに補正をしてみようと考えている。  なお、本日気がついたのであるが、昨日の設定はなんと2007年の7月の状況にかなり近い。特にトランスアッテネッターのレベル設定など、-14dB同一である。リボンの部分のクロスオーバーは異なっているが。いろいろとトライをしてみた結果がDG-48の測定によって元に戻っていることが何とも皮肉かも。さてさて、DG-48をどのように手に入れるか、具体的な算段を検討しなければ。当然DC-91を売却することになるのであるが、いったい幾らで売れるものやら。DG-48の借用を申し込んだテレオンでは8万円の下取りとのこと。ちょっとこの金額では納得がいかないなぁ~、という額である。20万とは言わないまでもやはり15万くらいが希望額? なお、DG-48はテレオンでは20%オフということなので、差額を考えてもまあまあな金額です。せっかく借用したので、もう少し聴き込んでから返却用の梱包をするとするか。 ちょっと惜しいような気もするが。


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