しばらくこの記録をせずにきてしまったが、音のほうは大分良い感じになってきたので、久方ぶりにセッティングの記録をしておこうと思う。先のパラメトリックイコライザの設定は大正解のようで、この半年近くこれをベースとして微調整を行ってきた。概ね落ち着いたので、先日PEを使わず、GEQのみで類似の補正カーブを出すセッティングに変更し、これで一応の決着とした。即ち、まずはSUP-T11のベースを-15dBとし、GEにて8KHzにて+4dBとなるように1KHz過ぎから徐々に持ち上げている。3.15KHzについてはピーク対応として、以前と同様に-4dBとしている。また、2.5KHzについても心持ち、抑えたセッティングとした。低域については、80Hzを中心にやや持ち上げ、30~40Hzあたりを充実させている。中域の接続方式については、S/N向上を目的としたトランスアッテネッター経由は変わらず。なお、高域については、F20にて800HzのローカットしたものをP-102の出力としているところまで中域と同じであるが、ここから並列にデバイディングネットワークをかました接続としている。その先のセッティングは以前と変わらず、であるが、為念記載して置くと、PRT-9のダブルスタック、並列駆動。ただし、2Ω程度の抵抗を入れて、音圧のバランスを取っている。クロスオーバー周波数は16KHzに落としてあることに注意。低域については、P-360のブリッジ接続を継続。これはもう現在の機器構成では捨てられないやり方である。
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