オーディオ日記 第20章 NEXT CHALLENGE(その5) 2004年9月18日


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季節と時間の移ろいは殊の外早く、既に夏を通り越して秋風が吹きつつある。いろいろなことが気になりながらも余りエネルギッシュに遊べていない今日この頃の自分が少し気になる。9月初のヨットレースはうまく纏められ、1位にはなったが、総合順位では11位という悪い成績が響いている。総合成績表には何故か1レースカットにて順位付けがされているが(これに従えば今の所2位のようであるが、後ろとの点数さはほとんどない)、今年から集計方法が変わったのであろうか。何はともあれ、12月までの4レースを頑張らねばならぬ。一方、ラジコンもEXTRA300Sの修理が完了し、新品のFZ-140を搭載し何回かのフライトは行ったが、まだまだエンジンもこなれていない状態で、飛ばしに行く回数も非常に少ない。新しいSLIMLINEのマフラーは結構静かで2本の排気管をシリコンのエキゾーストパイプの黒いやつで延長しているが、それなりに様になっている。パワーの違いは余り感じられず、やっぱり少しパワー不足かもしれない。しかしながら、機体の安定性が非常に良く、着陸も結構スムーズにいける。重心位置が合っているのと、重量はあるが、それなりに翼面積が大きいことが幸いしているかもしれない。何とか時間を見つけて飛ばしに行きたいのだが。

さて、肝心のオーディオであるが、ここに来て「欲しい!」と思わせる製品が登場してきた。まだ、音は聴いていないのであるが、インスピレーションを感じていると云えば良いのであろうか。German Physicsというドイツの会社のベンディングウェーブ方式のユニットである。DDDユニットと呼ぶ、無指向性のドライバーである。何ともリーズナブルな形をしており、興味をそそられている。ひとつには、かの菅野沖彦氏がJBL375と並列に使い始めたことにも刺激を受ける一因になっている。ただし、価格は高く、ペアーでは105万円である。まあ、価格自体は音とのバランスであるので、案外安いとも云えるかも知れない。なお現状、SUP-T11に不満があるのか、と云えば全くそんなことはなく、どんな音楽を聴いても、納得している毎日である。従って、次なるチャレンジ目標は当然アンプなのであるが、ここに来て、「未だ聴いてもいない」ユニットになんとなく、焦がれている状態である。まあ、これから販売になるような製品であるため、いずれ試聴できる機会が来るであろう。(来週のオーディオショーには出品されるようであるが、行けるかどうか分からない)興味の理由としては、SUP-L11とのマルチアンプシステム構成でも使用できる構成であること。感覚的にはSUP-L11の良さからは何となく、もう離れられないと自覚しているようにも思われる。さらにツィータが不要と思われるため、2WAYで行けそうなこと。(変則とはいいながらも3WAYはアンプのいろいろな負担(置き場所、コスト、発熱など)が結構大きいので)そして、ユニットの形、これが結構魅力として大きい。また、無指向性ということと相俟って、クラシック系の音楽にはかなり合性が良いと期待できそうなこと。特に近頃はクラシック系の比率が大きいので、この点には注目したい。では、SUP-T11とPT-R9のダブルスタックはどうするのか、ということになれば、第一義的には残して並行的に使用したい。音楽の向き、不向きはどのようにあるのかは不明であるが(当然、聴いてもいないので)、憧れて、手に入れたユニットであるので、当然手放したくはない。ただ問題は、ホーンと組み合わせになっているため、自由に切り替えて聴けるような構成(レイアウトも含めて)にはできない可能性も高い。この辺りも含めていろいろと悩むことはそれなりに楽しいものがある。

さて、この間久々にアナログディスクにて編成の大きいオーケストラを聴いたが、結構迫力があり、非常に良かった。ENHANCERのEX-2200を通して聴いたが、CDと比較しても遜色ないと思えた。後で、DEQ2496を通しても聴けることを思い出して、こちらを通して(TAPE2)みた。こちらは、オケではなく、中島みゆきであったが、補正されているため、相当バランスが良かった。EX-2200を通した場合、若干線の細さが感じられる部分もあったが、この補正の有無の差だったかもしれない。DEQ2496はアナログは一度96KHzサンプリングにてAD変更しているのであるが、ほとんど違和感がなかった。こうなると、DEQ2496のアナログ入出力用のXLR-RCA PinのZAOLLAケーブルが欲しくなってしまう。この接続方法であればTVからの接続時にDEQ2496の補正も可能になる。となると、ZAOLLAのXLR-Pin(1.5m)が2セットとPin-Pin(3mは必要か)の合計3セットが欲しくなってしまう。サウンドハウスにて早速価格を調べると、、、XLRは9,000円が2本で、18,000円、Pinは3.0mのDual Cableが10,000円。合計28,000円と。なお、ZAOLLAのホームページをチエックしたところ、スピーカーケーブルも製品ラインアップにあるようだが、サウンドハウスの取り扱いには入っていない。まあ、ここまで拘るかどうかは微妙なところではあるが、ZAOLLAは比較的低価格の割には結構良いので、いずれ考えねば。また、アナログということでは、カートリッジとしてオーディオテクニカのAT-ML170は非常に気に入っているのであるが、交換針がなく、いずれ次の製品を考えねばならない時期に来ている。テクニカの比較的新しい製品にAT150MLというのがあり、この製品の交換針(ATN150MLX)がどうやら古い方のカートリッジ(AT160ML)に適用できるようである。この交換針であれば、実売価格11,760円で買えそうなので、購入しておく手もあろうかと思う。ただし、本体毎購入しておくのも良いかもしれない。こうやって考えは始めるとそこそこお金が必要になってくることが悩ましい点でもある。HDD+VHS付きのDVDレコーダーの価格が大分こなれてきているので、こちらも購入したい品物である。これを買っておけば、2階用に現在のVTRを持っていけるし、安いDVDプレーヤはCD再生用にパソコンルームに移設できるので。なおこの場合、何とかパソコンルール用のアンプとしてE-302を引っぺがしたいのであるが、まずはリボン用のアンプをちゃんと調達してからでなければならない。リビングがTVによって占有されている場合は、ここまで整備しておけば、こちらでちゃんとCDを聴けるので是非とも対応したいのだが。ああさらに、車のの擦り傷の修理をしなければならないので、こちらにも出費が。ということで、結局なかなか踏ん切りがつかなくなってしまう。


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