オーディオ日記 第20章 NEXT CHALLENGE(その1) 2004年1月25日


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年も明けて2004年となった。オーディオに関する記録も1997年から少しづつ書き連ねてきて、はや7年目となった訳である。この間にはそもそもの作業記録をとるきっかけとなったスピーカーユニット群も今はなく、全体の構成も大きく変わってきた。幾多のチャレンジを進めて来た訳であるが、何とか目指す「音楽」の方向が実現できて幸いである。今の我が家のシステムにはそれなりの満足と納得があり、音楽を聴くことにリラックスできるようになっている。ただし、チャレンジはこれで終わりではない。まだ、究極ではない。オーディオにこれ以上何が必要なのか?と言うのが昨年の終わりの感想でもあるが、これが趣味である限りは終わりがない。音楽を聴く意欲とより良い機器を揃えるという願望の二つがある限り挑戦は続くであろう。現時点での次なるステップの施策はいくつかに的が絞られる。 第一はアンプ系で現在S-955に調達したプリメインアンプのE-302がそのままリボン用に居座ってしまっていること。これを何とか2階のパソコン部屋用に取り戻したい。そのためにはP-360に代わる低域駆動用のパワーアンプの調達が必要となる。P-1000ないしはM-2000クラスが必須である。(「新しいモデルであるP-7000、M-8000でも文句はないが、価格的なハードルの問題もあろうか。ただし、モノラルアンプを調達した場合の問題点は置き場所である。特にM-2000クラスとなると現在レコードが置いてあるスペースを全て使う必要が出てきてしまうので、レコードの置き場所に困ってしまうことになる。あるいはA-20Vの購入により低域系は考慮せず、中高域系の見直しを行うことも案と一つとなる。ただし、このプランの欠点はこのままではA級のアンプが2台となってしまい、P-102と合わせて発熱の問題が生じることである。低域用のアンプの調達であればP-360がそのまま中高域用に転用できるので、これを左右の中高域用ドライブアンプとし、少し古いP-102については売却等が可能になる上、E-302も所期の目的に利用可能となる。つまりは一挙に2台のアンプが転用可能となる。第二はスピーカー系でこちらはユニットではなく箱と、ホーンである。タテマツ音工からリーズナブルの箱とホーンが発売開始されているのであまり高価にならない範囲としてターゲットにできる。ただし、実態として特注に近い箱になると想定している。第三はCDプレーヤ系である。現状のDP-90、DC-91には全く不満がある訳ではないが、SACDへの対応ができていないこと、DVDプレーヤが貧相なものしかない、という現状を考えるといずれは対応したいポイントである。ただし、すこし優先度は下がるが。さて、少し別の角度から見直したいのは部屋の音響効果の面である。スノコをアレンジしたものを壁と天井に工夫しているが、サウンドハウスにてきちんとした吸音材(特に天井用のピラミッド)が調達できることが判明しているので、これはいずれ何とかしたい。部屋の見栄えという意味でも。


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