オーディオ日記 第18章 彷徨(その10) 2003年1月28日


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多忙にまぎれている内に年が変わってしまった。ラインアップが落ち着いている状況なのでそれほど大きな変化はないが、微量な調整を行っている。まず、クロスオーバーであるが、500Hzへ落としてみた。この辺りはいつも悩むところであるが、今のところいい感じかなと。また、高域は20KHzを選択し、ヤマハアンプにて-3dBとしてみた。ダブルスタックにて並列状態にしているので、インピーダンスが8オームから4オームとなる影響あるため、クロスオーバーを高くした。同様にアッテネッターのインピーダンスのアンマッチを排除する為、できれば使用したくはないのであるが、ヤマハアンプのアッテネッターで若干の絞りを行っている。このクロスオーバーとレベルだと、リスニングポジションでは程良い感じがする。

さて、しばらく間が開いてしまったが、プリメインアンプのAccuphase E-302を手に入れた。2階のパソコンルーム用でS-955を駆動するためである。物自体は多少古い年代の中古であるため、まあまあのレベル。音は思ったより良い。若干気になるのは左チャネルがボリュームを絞りきった状態でも少し音が出てしまうこと。これはプリ側か、メイン側かまだ確認できていない。MOS-FETの音といえるのかどうかわからないが結構鮮度の良い音がする。S-955の中高域のレスポンスが良いため、プレゼンスはなかなかのもの。小音量で聞く分にはグッド。ただし、パソコンの音の悪さをストレートに出してしまうのがちょっと悩みの種。パソコンの音はこの装置で音量を上げて聞くには何らかの改善をしないとだめかもしれない。


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