オーディオ日記 第17章 飛躍(その 6) 2002年 5月13日


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最近はパソコン(特にフライトシミュレータ)にはまってしまい、あまり音楽が聴けていない。結構パソコンで遊ぶのは「時間が食われる」感じがする。まあ、音楽を聴いているのも基本的には同じであるが。フライトシミュレータはそれなりに難しく、覚えることもたくさんあるので、真剣に取り組めば、取り組むほど面白いと思う。しばらくはかなりチャレンジしようと考えている。現在は基本的な計器飛行を習得中。離着陸(特に着陸)は時にドジるものの、双発機などもいけるようになってきた。まあ、ジェット機はまだまだであろうが。

さて、オーディオの方は、SONYのユニット導入により一応の「完成、納得」という状況になったせいか、ほんとに一段落してしまっている。いやいや、これではいけない。常に高みにチャレンジしなければ。そういう意味で、不要機器の売却をベースに新しい機器、あるいは箱の購入を考えることはどうであろうか。特にきちんとした箱はSUP-L11を生かす意味でも非常に重要と考えている。また、箱をつけて、旧いユニットを売却することも可能であろう。(すてるだけでも今はコストがかかる状況なので)

インターネットにDG-28とスピーカユニットの売却希望を出したところ、結構な引き合いが来ている。特にDG-28は引き合いが多く、程なく決まりそうな状況である。なお無事売却できた暁には新しいリボンツィータPT-R100を検討したい。定価は多少高いが(138,000円?)おそらくペアーで20万円くらいで購入できるのではなかろうか。これが実現できれば、PT-R7Yは元のS-955に戻すことが可能となる。ただし、今まで使用していた長男のコンポが引っ越しでなくなってしまったので、現状はアンプがない。PCから直接音を出すのも良いが、立ち上げ等の手間とPCのFANノイズがあるので、PCのCDドライブを使用するのは現実問題としてうまくない。将来的にはCDマルチ及びSACD/DVDのすべてに対応するプレーヤを購入し、こちらをリビング用にして、先に格安で購入したDVD/CDプレーヤをパソコンルーム用に充てれば良いと考えている。ただし、格安(中古も可)のアンプは必要だが。PT-R100についての新製品紹介記事等はまだ読んでいないが、デザイン的もまとまりがあり(少なくともPT-R9の系列よりはデザインを意識している)、将来的に箱を変更することを考えるとこちらの方が好ましい。ただし、価格は一挙に倍以上になる。確かにSONYのリボンツィータは魅力的であるが、こちらは例によって余りにも高価である。

なお、売却資金の使途については、その他のアイデアとして、いよいよ箱に挑戦する手もある。この場合、大きさはどれでも似たようなものであるが、ランクがいろいろあり、判断に迷うところ。GTサウンドの箱は余りに高すぎるのがネック。タテマツ音工の箱は適当であると思うが、ホーンとの組み合わせとなると、これまた高価。特にホーンをどうするのか、これにより箱が決まる。タテマツ製180~200リットルクラスの廉価版の箱であれば、価格的にも収まりが良いのであるが、この場合は2380Aのホーンをしばらくは使い続けることになる。そうすると箱とホーンの色とのマッチングの問題も出てくる。この部分は悩みが尽きないポイントである。木製ホーンはどう転んでも高価であるため。しかしながら、箱の大きさについて云えば、現状のマルチダクトの箱はいかにも内容積が不足していると考えられ、一層のクオリティアップを狙えば(特に低域に改善を期待)やはり在る程度の内容積の箱が必要となろう。特にダクトのチューニングに関しては、現在は手作りのため、全くいい加減である。この辺りをきちんとした箱にしてSUP-L11の実力をさらに発揮させたいと考えている。なお(遠い?)将来的には50インチクラスのプラズマディスプレーと箱のみを置くような設置スタイルとしたい。この場合、アンプ群は置き場所がなくなる。できればピアノの位置としたいのだが、ピアノの処分は非常に難しい。(というか間違いなく許可されない)残る手は、和室側にスペースを取る機器を置いてしまう手もあるが、実際問題として使い勝手が非常に悪くなってしまう事が懸念される。 ただし、通常操作する、プリアンプやCDプレーヤ等のみをリビングに残せば、何とかなる可能性もゼロではない。ハードルは高いと云えるが。

さて、最近HMVで購入したCDがいずれも結構良い。特にシャルロットチャーチ、ヨーヨーマ、ハーンが録音も演奏も良く、満足している。このところは、大抵の音楽がそれなりに鳴ってくれるので音楽を聴いていて本当にストレスがない。気になるような嫌な音がほとんど出てこない。今更ながらユニットの違いの大きさを実感している次第。JBLのユニットは憧れではあったが、結局は充分使いこなせなかったということか。長い目で見れば趣味の世界なので紆余曲折がそれなりにあるのは仕方のないことであるが、ずいぶんと無駄遣いをしてしまったものだ。今となれば確かにJBLやエレクトロボイスのユニットも2代目のF-20も、DG-28も不要であった。しかしながら、一度使って見なければ、それが不要とも、自分の趣味に合わないとも云えないのである。これはまあ、やはり趣味の世界であるが故に仕方のない回り道と考えるしかない。また、今後とも3台のアンプ構成を続けるのか、多少整理して6チャネルのアンプを一台とするのか、思案するときも来るであろう。ただし、今の段階では妥協したくないので、狙うのはP-1000かA-50VクラスとA-20(V)系の組み合わせであろう。ただし、高域のユニット用のアンプはこのクラスのものでなくとも(ドライバーに比べれば能率がずっと低いので)良いとも思える。ただし、現状はこれはと思う適当なアンプがある訳ではないが。そういう意味では多少スペース、置き場所についての考慮をしていくことが望ましいとも思う。下手をするとあっという間にいっぱいになってしまうので。

さて、別件であるが、先に購入したPCのマザーボードを入れ替えた。これは、長男が持ってきてくれたDDR-SDRAMの768MB分を有効利用したいためである。(元々のメモリはSDRAMの256MB)購入したばかりなので、多少の躊躇はあったが、思い切って最新のマザーボードに切り替えた。変更作業には多少の不安も無い訳ではなかったが、やってみれば何とかなった。とりあえず大きな問題も現状無く、動いてくれている。また、最新のマザーボードと768MBのメモリなので、体感速度も結構早く感じる。これは正解であったか?この辺りはフライトシミュレータなどの重いソフトを動かして、表示フレーム数などいろいろな状況をじっくりと確認してみなければわからない。現時点はやっと昨日交換完了した状態なので、充分な速度の確認はできていない。さてさて、オーディオに加えてさらに趣味を広げてしまうと、お金や時間が足らなくなってしまうぞ。


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