オーディオ日記 第15章 耳がよくなけりゃすべては(その7) 2001年 7月27日


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2450Jのローパスフィルターは結局-6dB/OCTを選択し、0.45mHのコイルだけを使用している。やはりコンデンサを介在させる精神面と、-12dB/OCTでは多少高域がおちすぎているかな?という印象があるため。 ただし、高域の落ちた印象についてはコイルを挿入させることにより全体のレベルの影響もあるように思われる。 場合によってはレベル設定を+1dBしても良いかもしれない。 なお、この構成であるが、現在暑い夏が続いているのとそれ程時間が取れていない(特に土日はヨットなどで忙しいため)ので、DG-28を含めた最終追い込みは出来ていないが、全体のバランスとしては大分取れてきたのではないかと考えている。少なくとも低域から中域にかけては。ただし、高域ユニットの音の混ぜ合わせ方についてはまだまだ完璧ではない。 どうも音のプレゼンスを追い求めるあまり、レベルが高すぎるのではないかというのが最近の反省点である。 特にDG-28を使用するとどうしても高域までフラットにしようとしすぎて、本来はもっと下降しているものを無理やりに持ち上げてしまっているような気がしている。このため、ジャズ系などではそれなりのメリハリを出せているか、ボーカルやクラシックでは必ずしもバランスが良くないのではないだろうか。 確信が持てているわけではないが、今後の課題である。

今後のチャレンジとしては高域ユニットをF20を通さずに変則的ではない、通常のハイブリッド3WAY(つまりはネットワークを使用した)に再チャレンジを想定している。ただし、2402Hのクロスオーバー周波数の設定が非常に悩ましい。どの周波数ポイントにもってくれば良いかあまり見当がつかない。 妥当なところは7Kから8Kくらいである一方、本来はもっと高いところにすべきかもしれない。
ただし肝心の2402Hは16KHz以上はからきし出ないので、やはりこの面では最低でも20KHzをカバーするユニットの導入が望ましいと云える。 さて、そのネットワークであるが、周波数の想定に合わせてコンデンサの購入が必要であるが、現在秋葉原にて買い物する時間がなく、実現できていない。


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