低域の改善効果という意味では現状やはりDG-28をはずしてしまう訳には行かなかった。多少のプレゼンスの問題を抱えながらも低域の補正を行った状態でこのところ聴いている。中高域についてはF20の接続順番を入れ替えた点とクロスオーバーを500Hzにした状態から発展はなく、補正も1KHz以上はかなり小さなものにしている。 ただし、10KHz周辺はプレゼンスを向上させるため、若干持ち上げている。 低域はリスニングポイントフラットの設定でかつ500Hz、-24dBとしているため、ファットな感じはほとんどない。プレゼンスについては欲を云えばキリがないがまあ、まあかもしれない。従ってこの状態で聴く小編成の器楽曲はあまり低域の押しつけがましさがなく、比較的気持ち良い。
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