オーディオ日記 第13章 感涙のオーディオ、その先は(その2)2000年 6月16日


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う~む、良い音は続かない?

昨日購入したリンダロンシュタットのアルバムのせいかもしれないが、何か非常に気になっている。 13日に感涙の記録をしたが、その後雨が続き、その状態での音はどうも今一つのような気がしていたところへ、上記のCDを購入した。従来比較的録音状態は良いアーテイストであるにも係わらず、何かボーカルが割れたような感じがする。これはおそらくこのCDの問題だと思っているところへ、次にかけたモーツアルトのバイオリンソナタが何とDP-90でかからない! VTOCが読めないのである。それも2枚も。 以前のCDP-R3でうまく読めなかったCDは依然問題なく読めるのであるが、この2枚は全く駄目。 それもLDやPS/2では一応ちゃんと再生できるのに、である。そして、再生可能な残りの一枚のモーツアルトバイオリンソナタも、これらの現象の精神的ショックのせいかもしれないが、輝きがなく、精彩を欠いているような気になってくる。
う~ん、本当に参った。 その1~2日前から何となくしっくり来なくなっていただけに余計である。 これは何だ?という感じ。もちろん雨が続いて湿度が高いことによる影響も無視できないと思うが。ただ、先週は雨の日曜日でも感涙だったのに。一番心配なのはやはりDP-90の経年変化、寿命である。場合によってはロゴ表示のインバータのノイズとあわせてオーバーホール(費用的に問題なければレーザーピックアップの交換あるいは調整なども)を行ってもらった方が良いのだろうか。一度これだけの音を聴いてしまったのでもはや後戻りはできないし、可能な限り長く使いつづけたいと考えているので、いずれはオーバーホールが必要かもしれない。

それにしても音は恐ろしい。 感涙の頂点から、ほんのわずかな問題で奈落の底となる。いやはや、本当に。今度の土日には少し時間を取ってチエックし、必要なら調整を行うなどして、DP-90(及びDC-91のインバータノイズも)のオーバーホールが本当に必要か確認しようと思う。 チョット気になるのはDP-90でうまく掛からないCDをLDにかけた時にトラック1の最初の30秒くらい大きくはないのであるが、妙な音がLDから聞こえてくる。しかも駄目な奴は2枚とも。OKの奴からは何も聞こえない。 レーザーヘッドが位置修正のために微妙かつ高速に動いている音であろうか? もし、そうだとしたらこれはやはりCD側の問題だろうか。 しかし、それでもLD、PS/2ではかかるのに、DP-90では掛からないというのは、納得できないし、釈然としない。(DP-90が高価であるが故に)一方PS/2ではファンノイズが大きいためこのような音は未確認である。

さてさて、これは本当にCDトランスポートの問題であろうか? 正直なところ、良く分からない。DP-90を導入した当初のような圧倒的なクオリティの差は昨日のチエックでは出てこなかったような気がする。 ここが心配のタネである。もしかしてやはり何らかの不調が起こっているのであろうか。 まあ、それが確認できたら仕方ない。オーバーホールに出そう! 悩んでも仕方ないし、DP-90の問題かどうかはMDやアナログ、PS/2などでも確認できるので。


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