オーディオ日記 第10章 調整と転機 (その5)1999年11月17日


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AMP-6510の試聴に前後してF-20の1台に異常なノイズが入っていることが判明。通常中高域に使用している方であったため、ゲインを相当絞っているので、気がつくのが遅れた。現在、アキュフェーズに送って修理中であるため、昔の変則3WAYに戻して聴いている。当初は2WAYでも大丈夫かな、と思ったがやはり高域不足は否めず、ネットワークを介して、スーパーツィータ的に2402Hを使用している。始めはこの構成で音がまとまらずに難儀をしたが、分割周波数を500Hzに戻し、中高域を-15dBにしてそこそこのバランスとなった。高域はヤマハアンプ側にて12~15dBの中間としている。この設定は3WAYの状態から比較すると中域が随分と絞った状態になっているが、極端に高域不足を感じていない。 むしろ、低域が心地よく、中域(ボーカル帯域)の出っ張りもない。 高域は味付け的にはいっているので、まあまあか。 今週末くらいにはF-20が修理より戻る予定のため、再度組み直すことになるのであろうが、今回のこの中域の設定を参考としたい。 なお、高域のレベル設定を確かなものにするため、一度ヤマハアンプを中域に使用し、およその出力レベルの確認を行っておいた方が良いかもしれない。 先のAMP-6510の試聴においてはアンバランス接続であるため、中域に使用する場合はかなり出力レベルを上げないとバランスが取れなかった。高域のレベル設定によっては、中域は-15dB位でも良いのかもしれないので、実験してみようと思う。この辺り、微妙な設定でも随分と違う感触があることがわかってきたため、更なる調整によって3wayの完成度を高めることが必要と考えている。

さて別件であるが、アキュフェーズよりいよいよデジタルチャネルデバイダーのDF-35が出荷開始となる。合わせてSACD対応のDP-65Vも。 デジタルプリのDC-330はC-290Vを購入してしまったので、当面目標とはなり難いが、全者の二つについては興味津々である。特にDF-35についてはデジタルディレイがついていることが何よりのポイントであり、デジタルであるが故にチャンデバの低ノイズ化が期待できる。そういう意味ではF-20は高能率スピーカで使用するには若干ノイズレベルが高い。問題はプリアンプからのアナログ出力をサイドAD変換しなければならないことである。これはDC-330を使用すれば、問題を回避できるが今度はDC-330V側のDACが使用されなくなるという大変もったいない構成である。(マルチ派にはちょっと中途半端!)
これではSH-D1000レベルと基本的には変わらなくなってしまい、C-290Vの音の良さを活かせなくなる危険性もある。(もしかしたら心配無用であるかもしれないが)何はともあれ、DF-35を試聴したい。また同時に購入することは困難であるが、DP-75Vについても検討したい機種である。SACD対応であることと、DG-28に対応する入出力の機能がついていることが当方の意向に沿っている。 また、フロントローディングであることもありがたい。 ソニーのような上面ローディングは設置スペース上無駄が多いため。ただし、ローディングメカは従来のソニー製とあまり違わないように思われ、この面ではVRDSを採用してくれれば安心感があるのにと、少し残念である。これもまずは試聴して見た上で考えたいが、そうなるとDG-28も欲しくなってしまう。しかし、その前に3wayを完成させる意味で、高域用のアンプ、あるいはもう一台のP-360を是非とも調達したい。このボーナスシーズンに出物があるのではないかと期待値が高まる。いろいろとこまめに探してみようと考えている。なお、経済情勢的には非常に厳しいものある時期なので、あまり大金は使えない。むしろ将来の目標定めとソースの充実を図っていくべきであろうか。このように新しく不可欠と思われる製品が出てくると、ソニーのユニットや箱についてはなかなか実現できないというもどかしさが残ってしまう。
また、いずれはP-1000クラスのアンプも導入したいが、、、、そうなるといくらかかること になるのか、いやはや。 では、試算してみよう。 ざっと300~400万か?
DF-35 920,000 基本2way仕様 70万、追加 22万
DP-65V 650,000
DG-28 520,000
P-1000 1,100,000 まずはP-102の後がまとして中域用?
P-360 138,000 これは中古
SUP-L11 270,000 25%オフとして
箱 50~100万? 内容、構成にて変化あり
う~む、趣味の世界は切りがない。


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