オーディオ日記 第10章 調整と転機 (その3)1999年 9月 7日


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前回記述した設定で、一週間程度聴きつづけているが、高域を-12dBとした程度の調整のみ。 厳密に言えば、左チャネルの低域用ケーブルのみケーブル間接続をやり直した。 (右チャネルも急ぎやりたいが、少し大掛かりに異動させねばならないので、サボっている) このケーブル接続のやり直しによって何となく中低域に安定感、力強さが出てきたような気もする。 (本当に気がする程度だが)スピーカの設置位置も全く動かしておらず、各種レコード、普段あまり聴かないソースもそれなりに楽しませてくれている。変則的なスロープ特性の設定であるが、これも違和感を感じることが少ないので、チョコチョコいじってもいない。こりや、いよいよ本物か?

さて、こうなると次の計画(高域用アンプの話は第一プライオリティとして、当然として)をどのように考えるべきであろうか。 いくつかのチョイスが考えられるが。
(1)高域ユニットを2405Hに変更し、さらなる高域の伸びに期待する。
これはアンプとセットとして考えることも出来るし、当面2402Hで様子をみることとし、継続使用も考えられる。 (コストは一番安い)また、見栄えとしては2402Hも可なり良いので、捨て難い。

(2)いよいよCD Playerに手をつける。
これは、現時点ではベストと思える機種がないのが問題である。Accuphaseが VRDSメカを採用した機種を出してくれれば決まりなのであるが。CDP-R3とどの程度違うのかを確認する意味で、DP-65Vを試聴してみるのも一つの手かもしれない。 一般的にはCD Playerの差はそれほど大きくないと想定されるので、改善効果を確認しておきたい。 (DP-75の方が良いかも。そういえば、千葉のオーディオユニオンにDP-75の出物があったが、、、)なお、DAC部分が独立使用できることが必要条件であることと、設置上の観点から、前面出し入れが原則で、上面出し入れは不可である。DC-91がDACの候補ではあるが、トランスポートにはDP-90は意欲が湧かない。

(3)低域を主眼とした箱の変更。
これは、ゆくゆくは何としてもやりたい事項である。 やはり200Lクラスの箱を導入したい。 ただし、これには設置スペースを含めた全面的なレイアウトの変更が条件となる。幅が広くなるので、現在のレイアウトでは設置できないため、ラックなど抜本的に見直しを行わねばならない。また、箱自体も体裁を考えた物とすると相当高価である。候補はタテマツ音工かGTサウンド。ユニットについても非常に意欲はあるが、箱がまず優先であろうと考える。

いずれにせよ、現状は金欠状態なので、しばらくこの構成を維持していかねばならない。その間にソースをせっせと集めることと、良い音を他になるべく広く聴いておくことを実行したい。本当に実現できれば文句無し。 もう一息、もう一息。


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