オーディオ日記 第10章 調整と転機 (その2)1999年 8月31日


TOP Audio Topics DIARY PROFILE LINK

F-20の接続方法について若干変更をしてみた。 1台目のF-20にて低域・中高域に分割し、低域は-24dB/OCTのスロープ特性にてハイカット。中域のローカットは従来通り-18dB/OCT。ここからアンバランス(アキュフェーズ付属ケーブル)にて2台目のF-20へ。2台のF-20の使い方についてはこちらの方が何となくしっくり来るような気がする。( ただし、ケーブルについてはできれば早急にバランスケーブルに変更したい。)2台目のF-20の設定は中域のハイカットを-12dBの設定、高域のローカットを-24dBとしてみた。 低域についてはウーファーからなるべく高い音を出さない方が良いので、これは正解のような気がする。(すっきりした感じになり、中域側も-24dBにした時ほど音の薄い感じにはならない)
また、中高域のスロープ特性においては特に根拠ないが、2402からは少しでも低い音を出さず、2450Jの伸びに期待した設定である。 特に2402からシャリつき(いまはもうほとんど出ないが)を最小限にする意味もある。出力レベルは中域が-13dB、高域が-11dBである。(現在のところ)この設定ではオールラウンドに何でも聴ける。 特に古い録音のボーカルものなど全く違和感がなく、あれやこれや気にする以前に音楽が楽しめる。 いや~、こういう状態まで来ると泣けてくる。 こういうセッティングを目指してきてやっと実現に近づいたのかと。 機械は透明になるのが、理想だし、気にならないのが一番。 これが本当に実現できれば文句無し。 もう一息、もう一息。


next back