オーディオ日記 第9章 至福の時(その5)1999年 8月日付不詳


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いつも思うことではあるが、音は日によって違う。 昨日はソースの問題かもしれないが今一つであった。(一昨日はむちゃくちゃ良かったのに)

一昨日は古いフォーク系のソースも相当良かったのに、昨日の「かぐや姫」は残念ながら?であった。 従来、録音の良くないソースには分類していないものなので、特に疑問を感じる。 (しかし、寺神戸 亮のソースはそれなりだったが)この辺りは一体どういう影響なのであろうか。 どうも腑に落ちない。ボックス背面に防振材を張付けてから、何となく音に吹っ切れたものがないのが気にかかっている。低域のブーミングだけの問題ではなく、非常に重要な帯域でのダメージを感じてしまうことがある。 ただし、音全体が非常におとなしくなっているので、従来気が付かなかった新たな欠点かもしれない。やはり、箱が小さすぎるでのあろうか。それともこの防振材の悪影響なのであろうか。 はたまた、部屋の定在波等によるもともとからある問題なのであろうか。 一難去って、また一難ではないが、なかなか難しく、これがベスト!という状況にはなかなかならない。

F-20が到着し、支払いも済ませた。 周波数ボードはアキュフェーズが盆休みの影響から土曜日位にならないと到着しない見込み。う~む、早く試してみたい。しかしながら、この3WAYマルチ化によって効果の見込まれるのは高域であって、低域ではない。 やはり3WAY調整の泥沼に入る前に、この点の改善については目処をつけておきたいものである。 さて、考えられる方策は何か?

(1)一番単純な方法、防振材をはがす。 簡単。 原因究明できる。
つまり、はがしても同じであれば、問題はここにはない。なおってしまうようであれば、そのままはがしたままにすれば良い。ただ、困るのは細かいくぎを打ってしまったこの防振材の扱い。捨てるに捨てられない。

(2)何らかの調整によって改善がみこまれないか?
・スロープ特性
-24dB/Octにすると多少すっきり感が出るが、位相に問題? すこし、気持ち悪い?-18dB/Octの方が聴きなれた感じにはなる。
・中高域レベル
-14dBでもクラシック系は問題なし。 その他は-13dBか? 特に透明感を出す為にはこちらの方が良い。ただし、ボーカルの張りとおとなしさというのは二律背反の要求なのかもしれない。また、絶対的な音量の問題か? EXV-150Aにはある程度パワーを入れないと期待する音にはならない要素があるのかもしれない。
・分割周波数
現行500Hzであるが、650Hzでトライしてみる手もある。さすがに290Hzは使えないであろうが。もしかするとボーカルの張りという意味では、650Hzの方が素直に繋がるのかもしれない。ただし、今までに500、650の比較では500の方が確かにすっきりしていたように記憶しているが。まあ、この辺りはあまり悩みたくないと言うのが本音なので、(1)の方法が良いかもしれない。 あるいは多少我慢で無視して良いかもしれない。 この場合多様なソースで確認しやはり8割方満足できなければだめであるが。


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