奧の細道二人旅・酒田象潟

本間家旧本邸

「本間様には及びもせぬが、せめてなりたや殿様に」と謡われた本間家。商売を営み、地主として酒田市の田畑の半分の面積にも及ぶ土地を所有していたといわれます。

この建物は、三代「公丘」が、藩主のために幕府巡検使の宿舎として建築し献上。後に拝領して住まいとして使っていた。

道をはさんだ向かいには、事業を営んでいた「お店」と呼ばれる建物が残っている。
本邸玄関 お店
本間美術館

本館の「清遠閣」と庭園「鶴舞園」は、本間家の四代光道が文化十年(1813)に建造した別荘で、明治以後は酒田の迎賓館として利用されたもの。

新館は昭和43年に落成しました。
鶴舞園=鳥海山を借景に、蓬莱嶋を中心とする回遊式庭園
清遠閣

山居倉庫
12棟の土蔵造りの米蔵群。1893年に酒田米穀取引所の倉庫として建てられたもの。
浄福寺唐門
本間家3代当主光丘が寛政12年(1800)に寄進したもの。
京都の東本願寺大谷宗祖廟
を模している。
写真に触れてみてください

相馬楼
江戸時代から昭和にかけて酒田でも一.二を誇った料亭。改修され一般公開。

2階の大広間では、酒田舞娘の踊りと食事が楽し めます。
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